最近の読書
キングコング西野亮廣さんの本 クラウドファンディングやNFTの話 誰よりも理解していて実績のある西野寛亮さんの話は、おそらく誰よりもどこよりもわかりやすい。 よむべし。 <出版社HPの解説より抜粋>-----「まえがき」より 「夢か?金か?」という議論をキ…
一穂ミチさん連作小説集 2002年本屋大賞第三位第43回吉川英治文学新人賞 受賞 6篇を収録 第1話 ネオンテトラ 夫との関係に鬱々としていた美和は、ある夜、一人の中学生男子と出会う。 水槽の中で泳ぐペットの熱帯魚と孤独な少年を重ねながら、二人の逢瀬は続…
伊坂幸太郎さんの連作短編集 2015年に初開催された福島県の猪苗代湖を会場とした音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」依頼された短編小説。開催が続く中でつづられた7年分の連作短編 - 昔話をする女(書き下ろし)- 一年目- 二年目- 三年目- 四年目- …
南原詠さんの長編小説 2022年第20回「このミステリがすごい!」大賞受賞作 元パテント・トロールの弁理士が活躍するストーリー 特許をテーマにした小説は、今までもなかったわけじゃないと思うけど、 壮大な企業体企業の法廷闘争などではなくて、依頼者のた…
橘玲さんの本 副題は「人間、この不都合な生きもの」 誰もが、こうなんじゃないかと持論を持っていそうな命題について、 実験の結果あきらかになった真実を知ることができるのが、 最近の橘玲さんの著作の魅力です。 普段知ることのない、実験の結果 身もふ…
桐野夏生さんの長編小説 【第57回 吉川英治文学賞受賞作】【第64回 毎日芸術賞受賞作】 読み始めて、一気に読み終えました。 主人公:リキだけでなく、周りの人たちの思いや考えが生々しくつづられながら、物語が進んでいくのですが 共感した次のシーンでは、…
道尾秀介さんの長編小説 意欲的な試みの作品を生み出している道尾秀介さんの本 "体験型ミステリー"ってなんだ?と興味惹かれずにはいられない。 扱われている事件が現実的で、気づいたら怖さが静かに近くにいる感じがします。 各章の最後に掲載された写真が…
真保裕一さんの長編小説 <出版社HPの解説より抜粋>-----「圧巻の読み応えにページをめくる手が止まらない。心震わす壮絶な人間ドラマがここにある!」(ブックジャーナリスト・内田剛)。一発の銃弾が運命の扉を開けた!父殺害の犯人を探し求める娘が、たど…
逢坂冬馬さんの長編小説 第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作2022年本屋大賞受賞作 <出版社HPの解説より抜粋>-----第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に…
青山美智子さんの小説 2022年本屋大賞<国内小説部門> 第2位作品 ●プロローグ●一章 金魚とカワセミ メルボルンに留学中の女子大生・レイは、 現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。 彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。●二章 東京タワーとア…
副題は「アニメの神様 吉田竜夫の全仕事」 PART1 未知の世界への新たな旅立ちと葛藤PART2 集まった才能を束ねていく道を示すPART3 作品に託す絵描きとしての矜持PART4 才能集団を率いるカリスマが見すえる先 吉田竜夫さん、1977年45歳(肝臓がん)で亡くなら…
東野圭吾さんのガリレオ・シリーズ短編集 画:うめ さん 初出 指標す(しめす) 「ガリレオの苦悩」より霊視る(みえる) 「予知夢」より爆ぜる(はぜる) 「探偵ガリレオ」より離脱る(ぬける) 「探偵ガリレオ」より 副題は「優待離脱の謎を追え」=>これ…
警察小説アンソロジー レイン 誉田哲也手綱を引く 大門剛明手口 堂場瞬一虚飾の代償 鳴神響一裏庭のある交番 長岡弘樹 類まれなるランデブー 沢村鐵ニンジャ 今野敏 読み応えありました。いろんな作家の作品を一度に楽しめるのはアンソロジーの魅力です。 レ…
倉本聰 / 著 碓井広義 / 聞き手 「北の国から」の脚本家 倉本聰さんの本 自分が初めて「北の国から」を観たのは、初恋篇(1987)で、まだ十代の頃(35年以上前)だったのだけど、当時の映像の印象って今でも鮮烈に残っています。 本書では、倉本聰さんが脚本家…
「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞した作家:羽田圭介さんの本(2019年7月26日発売) 東京で暮らす羽田圭介さんが、クルマ購入を考え始めてからディーラーをめぐり、 購入まで実に60台も試乗を繰り返して最終的に愛車を購入するまでの記…
高城剛さんの本 副題は、「周期」で読み解く世界の未来 目次はじめに――いままで起きたこと、これから起きること第1章 移り変わる「暦(サイクル)」の歴史第2章 世界を動かす「80年サイクル」第3章 2025年は「周期の危機」の惑星直列第4章 人生を支配する周期…
恩田陸さんのSF長編小説 がっつりしたSF長編でした。堪能しました。 世界観からきちんと作り上げたSF長編ってファンファジーとか異世界ものがあふれた(これも好きなのですが)現代では、 なかなか発表されないカテゴリの作品だと思うので世にでただけです…
柚木麻子さんの短編集 ・Come Come Kan‼・渚ホテルで会いましょう・勇者タケルと魔法の国のプリンセス・エルゴと不倫鮨・立っている者は舅でも使え・あしみじおじさん・アパート一階はカフェー の七編を収録 ・渚ホテルで会いましょう・勇者タケ…
誉田哲也さんの短編集 -帰省-贖罪の地-天使のレシート-あなたの本/-見守ることしかできなくて-最後の街-交番勤務の宇宙人-----(新装版特別収録掌編)-買わなかった男-待っていた女-あの日、そして今日-お名前は?-選挙公約 誉田哲也さんが色々なタイプの小…
タレントとして活躍する中川翔子さんの本 副題は、いじめられている君はゼッタイ悪くない 芸能界で活躍している人たちが、過去のいじめらた経験を語る例が増えていますね。 生き残るのが厳しい芸能界で成功していても過去の痛みを語る言葉の中にそのつらさは…
前田智大さんの本 (内容例)●頭のいい人とはどういう人か●幼稚園~小学校低学年 双子の兄弟が家庭に嵐を巻き起こす●小学校中学年~高学年 「え? 中学受験って、何?」からすべてが始まった●灘受験で身についた科目別・「原理原則勉強法」●中学~高校時代 …
ガーシーこと(東谷義和)さんの本 序章 ジョーカー誕生第1章 逃亡者第2章 しゃべりだけで成り上がる第3章 芸能界の表と裏第4章 アテンダーという裏稼業第5章 酒と女とカネと反社第6章 死なばもろとも第7章 社会の不満が生んだ怪物 幻冬舎の箕輪厚介さんが編集…
堂場瞬一さんの長編小説2019年刊行書き下ろし作品の文庫化 堂場瞬一さん得意のスポーツものと警察ものの融合。 ラグビーの試合描写が臨場あってすごい。文章なのに、熱さやゲームの面白さが伝わってくる。 主人公の刑事:原が疑問に思っていた、とある試合の…
堂場瞬一さんの長編小説 ラスト・ラインシリーズ5作目文春文庫の書き下ろし作品 刑事:岩倉剛を主人公にしたシリーズの最新作 本作は、ラストライン3「迷路の始まり」の続編的なエピソードにあたるのですが、 親しみのある登場人物たちが再登場することで物…
劇団ひとりさんの長編小説 今は一人ぼっちでも、またみんなの前で歌うんだ──。100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』を超える、さらなる大傑作!12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語。 【劇団ひとりさんコメント】数年前に『浅草オペラ』とい…
誉田哲也さんの長編小説 出版社の作品特設ページの新刊紹介コピー ドラマ化も話題となった『ボーダレス』に続く、待望の最新刊 「ドミナン事件」から5年。大人になった彼女たちをふたたび悲劇が襲う!小説とともに、ドラマも話題となった『ボーダレス』に続…
薬丸岳さんの長編小説 出版社の作品URLのコピー 「有罪率99.9%の刑事裁判に挑む若き女弁護士は真実に辿り着けるのか。 構想17年の新たな代表作、降臨。」 被弁護者は何を隠しているのか?この謎だけで最後まで、一気に読み終えました。 派手なアクションが…
恩田陸さんのエッセイ集 Ⅰ こんな夢をみている (夢日記より秘密の繋がり ほか)Ⅱ ジョン・ファウルズを探して (キング作品映像化のハードルとそれを越えた子供たち―映画『IT』 特捜部Q キジ殺し―ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q キジ殺し』 ほ…
週末10/7の日経平均は、-195.18円と続伸27,116.11円 続くNYダウは、-346.93ドルと続落29,296.79ドル 堅調な米雇用統計発表を受けてFRBによる積極的な利上げに対する警戒感が強まったとのコメント ドル円は145.3円台と円安方向にシフト ■気になったニュース -…
東野圭吾さんの長編小説 公式サイトのコピーは 『白夜行』『手紙』......新たなる最高傑作、東野圭吾版『罪と罰』。 今後の目標はこの作品を超えることです。---東野圭吾 警察の丁寧な捜査で浮かび上がった容疑者の自供、それで事件はすんなり終了するはずが…