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「アクトレス」誉田哲也/光文社

誉田哲也さんの長編小説

出版社の作品特設ページの新刊紹介コピー

ドラマ化も話題となった『ボーダレス』に続く、待望の最新刊

「ドミナン事件」から5年。大人になった彼女たちをふたたび悲劇が襲う!
小説とともに、ドラマも話題となった『ボーダレス』に続く待望の最新刊です。
舞台は『ボーダレス』から5年後。それぞれに就職し、夢を追い、母となった彼女たちに、
また大きな悲劇が襲い掛かります。
誉田哲也さんならではの息もつかせない展開はもちろん、
少女から大人の女性になった登場人物たちの活躍にもご注目ください。


おもしろかった。。

冒頭のエピソードを読み始めて気づいたのですが、
2019年に読んだ「ボーダレス」の続編でした。

”武士道”シリーズもそうなのだけど、
女性(少女も)の群像劇をこんなに書けるのって
誉田哲也さん、すごい。

前作からの、ちょっと元気づけられる登場人物たちの姿、
あれから成長して大人になって(とはいえまだ20代前半なのですが)
また、物語で再会できるとは思ってなかった。

語り手・視点が切り替わりながら
つづられていくストーリー
それぞれの人生の軌跡を
を楽しみました。

そして終幕のシーンは、
切ないな。。 

犯人にも救いがあることを願いました。


おすすめです。

前作をしらなくて楽しめると思うけど、
2作続けて読めるのは、それはまた幸せです。


閑話休題
作中、物語の登場人物の一人:八辻芭留 が働く調査会社の
所長がストロベリーナイト事件の捜査を担当していたという話がでてきて
おお、と思いました。

姫宮玲子シリーズとのコラボも読みたい!


<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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「ドミナン事件」から5年。
奈緒、片山希莉、
市原琴音たちは自立し新生活を始めていた。
ある日、希莉の書いた小説が、若手人気女優・真瀬環菜名義で発表されることになる。
不服ながらも抗えない希莉。さらに小説が発表されるや、
作中の事件をなぞるように「事件」が発生してしまう。
偶然とは思えないが、誰が何のために模倣したのかは見当もつかない。
真相に近づこうとしたとき、ふたたび逃れられない悲劇が彼女たちに忍び寄る……。
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<光文社「アクトレス」特設ページ> 豪華!
http://michioshusuke.com/custom114.html

 

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