road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「ラストワンマイル」楡周平/新潮社

楡周平さんの新作長編。 楡周平さんのイメージは、私の中で 「Cの福音」に代表されるクライムノベルから、 すっかり変ってきた。 楡周平さん自身の経験も含めたノンフィクション 「外資の人たち」は私の愛読書でもあり、 就寝前に定期的に読む本の一冊だっ…

「ハリウッド・サーティフィケイト」島田荘司/角川書店

アメリカ・ハリウッドを舞台に松崎レオナが活躍する長編小説。 御手洗もののサイドストーリーというには、大長編のため 以前、図書館で借りたときは期限までにとりかかれずに 返却することになったのだが、 今年の島田作品の新作ラッシュの波にのって再度手…

「わたしのグランパ」2003

主演:菅原文太、石原さとみ 監督・脚本:東陽一 原作:筒井康隆 こんな骨のある男の役をやらせたら菅原文太の右にでるものはいない。 昔、菅原文太が父親役をやっていたドラマが好きだったのだが グランパ(祖父)役でも、おなじように魅力あふれる存在感。…

「金春屋ゴメス」西條奈加/新潮社

第17回(2005年)日本ファンタジーノベル大賞・受賞作。 近未来の日本で、 独立・鎖国を宣言してかつての江戸時代の生活・文化を維持している「江戸」。 高い競争倍率をくぐりぬけて、その江戸に入国することを許された佐藤辰次郎が主人公。 金春屋(こんぱる…

「三年坂 火の夢」早瀬乱/講談社

第52回(2006年)江戸川乱歩賞受賞作。 主人公:内村実之は1高受験をめざして、 そして「三年坂で転んでね」という言葉を残して死んだ兄の 東京での行動の謎を探るために上京する。 舞台となる時代は明治後半、 ドラマや小説などでも焦点のあたりにくい間隙…

「ディ・アフター・トゥモロー」2004

監督:ローランド・エメリッヒ 2004年米 主演:デニス・クエイド、 ジェーク・ギレンホール 公開時に、散々TVスポットがうたれて、観る前から食傷気味に感じていた。 特撮にお金をかけて、いまだかつてないような画を作ったとしても つまらないと感じる映画…

〇晩秋のローバー

ここ2週間、ちょうど用事もあって週末はクルマで出かけていた。 幸いにして、エンジンも一発で無事にかかり、エアコンも冷房から暖房に変っても 止まることなく快調でひと安心。 アンテナも壊れているが、地元のbayFMだけは何とか受信できた。 雨の中、陽が…

「赤い指」東野圭吾/講談社

しばらくぶりに読んだ東野圭吾さんの新作小説。 ・・こんな小説だとは。 こんな結末になるとは思わなかった。 深夜、電車を待つ駅のホームのベンチで読み終えたのだが、 目がうるんでしまって、困った。 リリー・フランキーさんの「東京タワー」もそうだった…

「山猫」神永学/文芸社

神永学さんの小説を読むのは初めて。 現代を舞台に、魅力的な窃盗犯”山猫"が活躍する小説。 ”義賊の物語を書きたい” あとがきに、著者の熱い思いが語られています 主人公や彼のあこがれる女刑事と”山猫”との掛け合いが楽しく、 また敵である犯罪者たちをけむ…

「刑事 雪平夏見 アンフェアな月」秦建日子/河出書房新社

篠原涼子主演で”アンフェア”として、TVドラマ化された前作「推理小説」に続く 雪平夏見刑事シリーズ第2弾。 面白かった! 小説としてのエンタティメント性は、前作よりも数段上だと思う。 小説ゆえの凝ったしかけも本作では、ちゃんと機能している。 ドラマ…

「ウロボロスの純正音律」竹本健治/講談社

「ウロボロスの偽書」「ウロボロスの基礎論」に続く ウロボロス・シリーズ最新作。 現実と虚構がとけあうなかで おなじみの綾辻行人さんを初めとして、京極夏彦さんや北村薫さんが活躍する ミステリファンにはたまらない小説世界と再会できます。 ミステリ作…

「水銀虫」朱川湊人/集英社

7編からなる短編集。 「枯葉の日」 「しぐれの日」 「はだれの日」 「虎落(もがり)の日」 「薄氷(うすらい)の日」 「微熱の日」 「病猫(やみねこ)の日」 朱川湊人さんの小説は2005年直木賞受賞作の「花まんま」以来2冊目。 はっきりと説明されるわけで…

▲バッテリーあがり?

仕事の忙しさもあって、週末もぐったりしていることが多く 1ヶ月ぶりくらいにクルマに乗ろうと・・しましたが エンジンがかからない! きゅるきゅる・ぶるぶる・ビーン・ガーと いろんな音はするもののだめ。orz 「バッテリ-あがりか?」 ライト点灯時の挙動…

「風に舞い上がるビニールシート」森絵都/文藝春秋

2006年(135回)直木賞受賞作。表題作を含む6編からなる短編集。 「器を探して」 「犬の散歩」 「守護神」 「鐘の音」 「ジェネレーションX」 「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都さんの本を読むのは初めて。 重く重厚な感もある表題作「風に舞いあがる…

吉野家 牛丼・復活 食べました!

期間限定・再開の吉野家の牛丼(並み盛380円)、 何年ぶりかに食べることができました。 時間帯がことなるので直接比較できませんが、 店内もいつもより込んでいて、またぱっと見では 皆 牛丼を注文していたようです。 やはり、牛丼復活の効果は大きい!? …