road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「武士道シックスティーン」誉田哲也/文藝春秋

おもしろかった。 著者プロフィールをみて、 推理小説として佳作だと思っていた 「ストロベリーナイト」が 同氏の作品だったのはちょっとした驚き。 本作は一転、元気でさわやかな青春小説。 中学最後の小さな剣道の市民大会で初めて出会った ふたりの少女剣…

Excelファイルが壊れた・・・(1)

昨日、EditしたExcelファイルが全部壊れてました。 Windows updateが失敗した状態でPCをshutしたのがだめだったのか? NortonのAnitiVirusが不調な状態で作業したのがまずかったのか.. 原因は不明です。 ・・・ 今までも、Excelデータが壊れるということは何…

「ステップ」香納諒一/双葉社

ジャンル付けするならいわゆる和製ハードボイルドということになるだろう、 小説を多く発表している香納諒一さんの長編。 本作はその中で、”時間もの”という位置づけということを知って、 香納諒一が時間もの?、SF?、ファンタジー? 興味津々、ようやく読…

「指し手の顔 脳男II 上・下」首藤瓜於/講談社

2000年第46回江戸川乱歩賞受賞作「脳男」の続編にあたる長編。 前作の最後で、また続編がかかれるだろうという 余韻を残した終わり方をしていたのは覚えていましたが 7年ぶりの再開。 待たされた分だけ小説としての完成度があがっていて、 上・下巻に分かれ…

「パーフェクト・プラン」柳原慧/宝島社

2003年、第二回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作 この本を読むのは2度目。 詳細はほとんど失念していて、ページをめくるたびに ああ、という感じながら楽しみました。 なんだろうこのプロットの複雑な絡み合い。 錯綜する個性の強い登場人物たち。 数…

「エイジハラスメント」内館牧子/幻冬舎

内館牧子さんの新作長編。 長いOL経験を経て、脚本家に転進した内館さん、 普通に生きている女の本音を書かせたら 他の人とは比べられないと思っている。 あとがきによると、1998年頃からあたため続けていたテーマらしく、 それほどの長さの小説ではないのに…

「その人、独身?」酒井順子/講談社

2003年「負け犬の遠吠え」で一世を風靡した酒井順子さんのエッセイ集。 "負け犬"ってもう5年も前の流行語になるんですね。 酒井さんの独特の語り口で、楽しく読みました。

「阪急電車」有川浩/幻冬舎

阪急宝塚駅をスタートして神戸線へ連結する今津線を舞台に いくつものショート・ストーリーが連なる物語。 宝塚駅 宝塚南口駅 逆瀬川駅 小林駅 仁川駅 甲東園駅 門戸厄神駅 西宮北口駅 そして折り返し。 ひさびさに、こころ温まるほっとする普通の人たちの小…