阪急宝塚駅をスタートして神戸線へ連結する今津線を舞台に
いくつものショート・ストーリーが連なる物語。
宝塚駅
宝塚南口駅
逆瀬川駅
小林駅
仁川駅
甲東園駅
門戸厄神駅
西宮北口駅
そして折り返し。
ひさびさに、こころ温まるほっとする普通の人たちの小説を読んだ。
爽快できぶんよく、ほろりとしたり、懐かしくなったり、
勇気付けたれたり。
未読の段階で
関西のちょっと斜めなユーモアで書かれたものかなと想像していたけれど
こんなストレートなハート・ウォーミング小説とは思わなかった。
オススメです。
著者の堀川浩（ほりかわひろ）さんの小説を読むのは
初めてだったけれど、女性なんですね。
字面からみて、初見の作家の作品に対して
変な偏見をもってしまうことってあるなあと反省しました。
