road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「他人を見下す若者たち」速水敏彦/講談社現代新書

”仮想的有能感"というキーワードとともに、 若者、日本人の感情と行動の変化に踏み込んだ本。 造語されることで、急に新しい何かが認識されて 人びとの中で確かなものとして 形作られていくことは、最近よく認識されていることになる。 本書のキーワードも、…

「シュガー社員が会社を溶かす」田北百樹子/ブックマン者

社会保険労務士である著者の田北百樹子さんが、 自身の労務管理コンサルタント経験をもとに <シュガー社員>と名づけた -自分に甘く自立心に乏しい社会人 のモデルケースとその対処法をまとめた本。 他人事という意識でみれば、面白く笑えるエピソードの数…

「ハブテトル ハブテトラン」中島京子/ポプラ社

「ハブテトル」は備後弁で「すねている、むくれている」という意味。 「ハブテトラン」は否定形。 広島生まれの私にとっては、 幼いころからなじみの言葉です。 主人公の星野大輔は、東京で登校拒否になった小学校3年生。 夏休みをきっかけに母の故郷・広島…

パスポート切替申し込み

パスポート(10年)の期限が2009年10月にせまってきたので、 切替更新に行ってきました。 あらかじめ自宅近くのファミマ前の証明写真撮影Boxで撮影 \700 千葉市センシティビル4F。中央旅券事務所。 申し込み書類に記入して40分くらいで受付完了。 8/24以降…

訃報:海老沢泰久さん(59)

作家の海老沢泰久さんがお亡くなりになりました。 59才。 F1、野球、サッカーも、 いろんなドキュメントや、そして新作小説をもっともっと読みたかった。 ご冥福をお祈りします。 http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2009081400292 http://www.asahi.com/o…

新型プリウス

お盆のこの時期、 いつもよりはクルマの数などの変化は少ないような気がするが、 特に気づいたのは新型プリウスを見かける機会が 俄然増えてきたこと。 シビックで走りながら、前をプリウスが走っているシチューエーションの 多いこと。 スーパーなどの駐車…

「塩の街」有川浩/メディアワークス

有川浩さんのデビュー作、 第10回電撃小説大賞<大賞>受賞作で電撃文庫から出版されたものを ハードカバーで再出版したもの。 自衛隊3部作の陸自編に相当するとのこと。 # あとがきに出版に至る背景や 作品の改稿履歴についての説明が付されていて、 有川浩…

「誘拐児」翔田寛/講談社

第54回江戸川乱歩賞受賞作。 プロローグは、昭和21年8月、終戦から間もない東京、ヤミ市での 誘拐事件の身代金受け渡し現場。 本編は、その15年後、 主人公の母親の死、相次いで起きた殺人事件がやがて つながってひとつの絵を描き始める。 時代設定が昭和36…

「下流社会/下流社会 第2章」三浦展/光文社新書

話題になった本2冊、改めて読み直してみました。 衆議院選挙を目前にして、景気や雇用対策についての マニフェストに焦点が集まるようになり、 国民の意識も、数年前とは明らかに変わってきているように思う。 危機、困難はつらいこともあるけれど、 変革、…

「血烙 けつらく 刑事・鳴沢了」堂場瞬一/中公文庫

堂場瞬一さんの刑事・鳴沢了シリーズ。7作目。 前作、前々作にて作中でほのめかされた鳴沢の計画。 引っ張られた割には、そういう展開でよかったのか・・と 思わないでもないけれど、 N.Y.市警で研修という立場で生活するなかで 恋人・内藤優美の息子勇樹が…

「スローライフ -緩急自在のすすめ」筑紫哲也/岩波新書

筑紫哲也さんというと、 TVでのニュースキャスターとしての印象が強くなっていて 20年以上前に、 それ以前の生活とか考え方をNHKの番組で語っていたときの ことなど忘れかかっていた。 まだ新聞記者だった頃 クラシック音楽鑑賞、オーディオ好きで古い借家を…

「港区ではベンツがカローラの6倍売れている」清水草一/扶養社新書

副題は ~データで語る格差社会~ 清水草一さんの本は、フェラーリ本も含めテリー伊藤さんと共著の 自動車解説本を何冊も持っている。 格差社会というものを、清水草一がどんなふうに料理するのか・ そこまで大げさではないけれど、軽妙な語りでの分析を楽し…