有川浩さんのデビュー作、
第10回電撃小説大賞<大賞>受賞作で電撃文庫から出版されたものを
ハードカバーで再出版したもの。
自衛隊3部作の陸自編に相当するとのこと。
# あとがきに出版に至る背景や
作品の改稿履歴についての説明が付されていて、
有川浩さんのことを知るためのよいガイドにもなっています。
SFファンタジー的な小説について、最近縁遠くなっている分
手に取るにはしきいが高かったのですが、
素直に楽しめました。
10代の頃にこの作品読んでいれば、もっと楽しめてんだろうな。
自衛隊シリーズの最初の作品がこういう小説だというのも
すんなり腑におちました。
ハードカバーで読む価値のある本だと改めて思いました。