road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

最近の読書

「ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち」堀江貴文/サンマーク出版

堀江貴文さんの本 ChatGPTが登場してからのこれからの未来仕事がどうなっていくか? 個人的にも、定年後の仕事プランに影響はあったと感じています。 定年後、フリーランスになってもExcelのマクロ書いたりSystem verilogのコーディングしたりの仕事でそこそ…

「新・餓狼伝 巻ノ4、巻ノ5」夢枕獏/双葉社

夢枕獏さんの小説 格闘技小説をかかせたら夢枕獏さん、ぐいぐい引き込まれる面白さは相変わらず。 主人公、従来のライバルたちだけにとどまらず魅力的な人物が、また次々に登場してきてすごい。 餓狼伝を読み始めたのは、私が20代の時だったと思います。 そ…

「刑事の枷」堂場瞬一/角川文庫

堂場瞬一さんの長編小説 従来の堂場瞬一さんのシリーズものとは違う作品なのだけど、 主人公の若手刑事・村上翼の目線に描かれる物語が新鮮。 性格やふるまいに好感もてて、、周囲の先輩や上司の態度もそれを見守る感じでなんだか暖かい目線で物語を楽しめま…

「今日のおやつは何にしよう」益田ミリ/幻冬舎文庫

益田ミリさんのエッセイ集 幻冬舎Plus連載の「前進する日もしない日も」2016年7月~2021年9月をまとめた文庫オリジナルとのこと 表題のようなおやつやスイーツについて語られた章もありますが、 映画や美術館に出かけた時のカフェだったり、レストランだった…

「ボクは漫画家もどき」三田紀房/講談社

三田紀房介さんの本 副題は、「イケてない男の人生大逆転劇」 ヒット作をたくさん書いている人気作家で、(ドラマ化も映画化もされてますね)自分も結構な作品を購入しているのだけど メジャーな漫画家:巨匠というイメージはなかったかもしれない。 ロマン…

「兎は薄氷に駆ける」貴志祐介/毎日新聞出版

貴志祐介さんの長編小説 書名から、 最初はダークSFファンタジーの系だと思って読み始めたのですが読了してからは『青の炎』にちょっとつながる感じがしました。 面白かった。 殺人容疑で逮捕された、主人公:日高英之が警察の取り調べで疲弊していくシーン…

「ラストエンペラー」楡周平/角川書店

楡周平さんの長編小説 個人的にも、日本経済の基幹産業である自動車業界のこれから5年、10年のあり方からは目が離せません。 世界的にも、EVへの移行一辺倒だった論調が少し変わってきたところですが、HVが好調で利益的にも大きくアドバンテージをとれたトヨ…

「カモナマイハウス」重松清/中央公論新社

重松清さんの長編小説 定年を間近に控えた主人公の年齢が自分と近くて、親近感を覚えます。 家族状況はともかく、人生の終盤に向けて、仕事のシーンなど感覚が通じるところがあります。 さて本書、最初ちょっとミステリアスな展開から始まるのかと思わせて、…

「きこえる」道尾秀介/講談社

道尾秀介さんの小説集 第一章 聞こえる第二章 にんげん玉第三章 セミ第四章 ハリガネムシ最終章 死者の耳 最後に提示された写真に物語の真実を隠した話題作「いけない」シリーズに続く新しい試み 各ストーリーの最初と最後に示される2次元コードアクセスする…

「仕事の辞め方」鈴木おさむ/幻冬舎

放送作家の鈴木おさむさんの本 引退を発表して、その動機・考えや進め方をYoutubeの対談動画などで語っているのをいくつも視聴した後での読書。 動画って、本人が直接言葉で語る強さはあるもののCatchyなエピソードに焦点が集まらざるを得ない構造もあって、…

「キミの知らない恋の物語」アンソロジー/汐文社

恋愛小説短篇アンソロジー 【収録作品】万城目学「はじめの一歩」中島京子「ガリップ」北山猛邦「いとしいくねくね」松本侑子「夜ごとの美女」 ふしぎな恋の物語ということで編まれたアンソロジーですが作家によって本当に様々なストーリーが楽しめます。 万…

「ダイヤモンドの原石たちへ」湊かなえ/集英社文庫

湊かなえさんの本 「湊かなえ 作家15周年記念本」集英社文庫のための書き下ろし 目次まえがき特別対談 池田理代子×湊かなえ全小説作品紹介ロングインタビューデビュー10周年47都道府県サイン会ツアー高校生のための小説甲子園小説 一夜十起淡路島取材 作家ド…

「ツユクサナツコの一生」益田ミリ/新潮社

益田ミリさんの本 第28回 手塚治虫文化賞 短編賞 すごい。じんわりくる。。よかったです。 最近、アニメとかラノベとか新しい作品ににふれる機会が増えているのだけどエンタメの世界って本当の奥が深くて素晴らしいな。 ちょうどコロナ禍が終わりそうかとい…

気になったニュースなど2

先週末4/26の日経平均は、+306.27円と反発37,934.76円 続くNYダウは、+153.86ドルと反発38,239.66ドル 米GDPは景気鈍化示すもインフレは依然粘り強いことを嫌気したのコメント ドル円は158.2円台と大きく円安状態でStay ■気になったニュース - ハマス、ガザ…

「梅雨物語」貴志祐介/角川書店

貴志祐介さんの中編集 下記3編を収録 -「皐月闇」-「ぼくとう奇譚」- 「くさびら」 「秋雨物語」に連なるシリーズ作品 解説でホラーミステリというカテゴリ名がつけられてますね。 貴志祐介さんの今までのベストセラー長編とはまたちがう怖さが独特の魅力 個…

「激安ニッポン」谷本真由美/マガジンハウス

谷本真由美さんの本 (X上でMay_Roma(めいろま)として発信中) 日本の物価の安さ、給与の安さについて、アメリカなど海外との比較で語られている情報にふれられる機会が増えていて それはよいと思うのだけど、 ネットでもテレビでもぶつ切りの短い単位になっ…

「超コミュ力」田村淳/すばる舎

テレビでもMCを多くつとめYoutube配信でも活躍するタレント:田村淳さんの本 書かれていることは、なるほどと腑に落ちることが整理されていていて いろんな場面、日常生活や仕事でも使えばそれだけで周囲との円滑さを向上できるような気がします。 特典で巻…

「最後の光」堂場瞬一/講談社文庫

堂場瞬一さんの長編小説 「警視庁総合支援課2」シリーズ最新作 被害者そして加害者の家族への支援を行う部署という特殊な業務を請け負う「総合支援課」の活躍 事件そのものの捜査を手掛けるわけではないのだけど支援対象者の背景を知るために、初動から丁寧…

「鷹の惑い」堂場瞬一/講談社

堂場瞬一さんの長編小説 「日本の警察」シリーズ最新作 長い間逃亡していた極左の爆弾テロ犯(指名手配犯)が逮捕されるという最近起きた現実の出来事。 それと奇跡的にシンクロするストーリー。 現実の報道などでも少しずついろんなことがでてきているのだけ…

「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲/小学館新書

橘玲さんの本 Reader版を購入 〈 目次 〉はじめにPART1 小山田圭吾炎上事件PART2 ポリコレと言葉づかいPART3 会田誠キャンセル騒動PART4 評判格差社会のステイタスゲームPART5 社会正義の奇妙な理論PART6 「大衆の狂気」を生き延びるあとがき この本(Reader…

「SIMPLE RULES」ドナルド・サル,キャスリーン・アイゼンハート/三笠書房

副題は、「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える 簡単なルールをもうけてそれに従うことで、悩んだり・判断したりする時間を亡くして、効率化が図れるという話。 もちろん、適切なルール設定が大切なのだけれど、 スティーブ・ジョブスやマーク・ザッカ…

「熱風団地」大沢在昌/角川書店

大沢在昌さんの長編小説 今までのシリーズとは独立した新しい長編 主人公:フリーの観光ガイド佐抜克郎のキャラクターがよい。 パートナーとして行動をともにすることになった元女子プロレスラー:ヒナとの掛け合いもなんだか楽しい。 今の時代らしい、とい…

「噴怨鬼」高橋克彦/文藝春秋

高橋克彦さんの長編小説 陰陽師:弓削是雄を主人公にした「鬼」シリーズ最新作 高橋克彦さんの新作、長い間読めなかったので読めるの嬉しかった。 本作の敵役は、大物中の大物ということもあって従来のシリーズとはまたちょっとちがう終わり方をしたのだけど…

「魔女と過ごした七日間」東野圭吾/角川書店

東野圭吾さんの長編小説「ラプラスの魔女」シリーズの最新作 元刑事の父親を殺された主人公である少年:月坂陸真 羽原円華(うはらまどか)と出合い事件の真相を突き止める展開はわくわくした、 陸真の友人:宮前純也への陸魔へのふるまい、彼の両親のあたた…

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」佐々木典士/ワニブックス

ミニマリストについての本や動画が世に出始めてからもうずいぶんたつと思います。 本書は 15万部突破とのこと。 時代のトレンドとして確かに定着していっているというのを感じます。 モノを整理して捨てていって、どんどん住まいがシンプルになって快適にな…

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました」なびまゆ/KADOKAWA

なぎまゆさんのコミックエッセイ 副題は「見えないところも整理整頓編」 前作の好調を受けての続刊 なぎまゆさん自身が、あまり片づけが得意じゃない、というところからくる、仕組みを重視するところが参考になります。 今年の年末年始は、部屋かたづけたい…

「このままじゃ老後の資金がたりない!!と不安になったら読む「お金」徹底見直し術」井戸美枝/PHP研究所

ファイナンシャル・プランナー井戸美枝さんの本 家族の状態とか、生活スタイルとか老後に向けての状態は様々だと思うのですが 本書は、詳細なケースを複数上げて解説されているのがよいです。 最近、Youtubeでも、定年や老後の生活をテーマにした動画が増え…

「顔面放談」姫野カオルコ/集英社

姫野カオルコさんのエッセイ 自分より、上の世代というは知っていたのだけど(サザンオールスターズの桑田佳祐さんと同じ世代とう エッセイを読んだ記憶があります。確か大学が同じだったのかな。) 姫野カオルコさんの少女時代からの記憶に紐づく映画やドラ…

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」K.Kajunsky作・ichida漫画/PHP研究所

K.Kajunskyさん作・ichidaさん漫画のコミックエッセイ。 言葉が、印象的だったので記憶に残っていたのですが初読書。 いや、シュールな感じが残っているところ、ちえさん(妻)の、時折見せるなんとも言えない表情がコミック化ならではの魅力。 旦那さんの岐…

「ドゥルガーの島」篠田節子/新潮社

篠田節子さんの長編小説 海底の遺跡、これだけでロマンがあふれる。 そしてバツ3の主人公:加茂川一正(カモヤン)のキャラクターがよい。 基本まじめな人なのだけど、ふつうに自分勝手な思い込みで動くところもあって 振り回されることもあるのだろうけどこう…