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「噴怨鬼」高橋克彦/文藝春秋

高橋克彦さんの長編小説

陰陽師:弓削是雄を主人公にした「鬼」シリーズ最新作

高橋克彦さんの新作、長い間読めなかったので
読めるの嬉しかった。

本作の敵役は、大物中の大物ということもあって
従来のシリーズとはまたちょっとちがう終わり方を
したのだけど、これもまた
歴史の見方について、東北・蝦夷の視点で物語を書いてきた
高橋克彦さんらしいと思いました。


高橋克彦さんの作品、

新作を読みたいシリーズがいくつもあります。

ライフワーク「総門谷シリーズ」、
塔馬双太郎シリーズ、
個人的には
長い間でていない「リサ&チョーサク」シリーズも
読みたいな。


<出版社URLの内容紹介>
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安倍晴明をしのぐ陰陽師が登場!
時は平安。都では、応天門の変で罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、
疫病の種を撒き散らすと予言していた。
陰陽師の弓削是雄は大納言の鬼と相まみえるが、その背後に
さらに強大で邪悪な鬼が存在することに気づく。
朝廷で実権を握る藤原氏に恨みを抱くというその鬼の正体は、
やんごとなき方なのか――。
罪なき民を救い、命を賭して最凶の鬼を封じるため、
是雄は仲間と共に蝦夷の地へと赴く。
妖かしの世界を壮大に描く歴史長編!
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担当編集者より
高橋克彦さんと言えば、
直木賞受賞作『緋い記憶』やNHK大河ドラマの原作となった『炎立つ』で知られる
ベテラン作家です。
が、東日本大震災をきっかけとして休筆宣言し、
近年は小説執筆から遠ざかっていました。
その高橋さん久々の新作長編『噴怨鬼』が刊行されます。
主人公は、陰陽師の弓削是雄。これまでも「鬼」シリーズとして
何度も登場させた愛着のあるキャラクターで、
高橋さん曰く「安倍晴明ばかり持て囃されるが、
弓削是雄も魅力と術にたけた巨人と信じている」とのこと。
物語の舞台は平安時代。都では、応天門の変
罪を被せられた伴大納言が鬼の姿で現れ、疫病の種を撒き散らすと予言していた。
是雄は大納言の鬼と相対し、
その背後にさらに強大で邪悪な鬼の存在に気づく。
その鬼の正体はひょっとして……。
鬼の正体を突き止め封じるために、
仲間と共に蝦夷の地に向かう是雄。
陰陽師と鬼の闘いを描く壮大な歴史長編は、著者の真骨頂です。
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<文藝春秋BOOKSの作品URL>
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916989

 

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