高橋克彦さんの長編小説。ドールズ最終章。
前作で大きく方向が変わったシリーズ。
シリーズの最初の作品を知ったのは学生の頃、ラジオドラマを聴いたのがはじまりでした。
それから30年ちかく、本作できれいに終着しました。
江戸時代への時間移動、泉め吉親子の活躍。
高橋さんの他のシリーズ作品ともつながる登場人物も活躍して
それも高橋克彦さんのファンにはうれしいところ。
■ 余談
本作、キンドル版を5%OFFで購入しました。
新作が紙版の発行と同時に電子版ですぐに買えるという状況は、
著名作家の小説についてはまだまだという状況です。
なので新作に電子版があるというのは選択肢が増えてうれしいことです。
それでも5%OFFだと、紙版を購入した方がよいなと思います。
近所の大きめの本屋を2店ほど、ここ1か月の週末さがしてみたのですが
残念ながら置かれてなくて、Kindel版を購入することにしました。
夜中にサンプル版を読み直して、1クリックで注文。
購入したいと思ったときに実書店で扱われていない。
電子書籍の売れ方で、こういうケースもでてくるのだと
思いました。
(出版直後、紙版で落丁のニュースがでていたのでその影響も
あるのかもしれません。)