楡周平さんの長編小説
個人的にも、
日本経済の基幹産業である自動車業界のこれから5年、10年の
あり方からは目が離せません。
世界的にも、EVへの移行一辺倒だった論調が少し変わってきた
ところですが、HVが好調で利益的にも大きくアドバンテージを
とれたトヨタの今後の一手に注目です。
さて本書、
最後の最高のガソリンエンジン車開発というテーマと
伊名門メーカーとの共闘という
クルマ好きなら、興味ひかれずにはいられない
ストーリー。
自動車については、高級車や高性能者の
商品力についても
Yutube動画等で、広く語られている状況なので、
物語ならではの、夢がちょっと素直に
受け取れない部分があるのは残念。
それでも、
現実のドラマはもっと刺激的だと期待しています。
<出版社URLの内容紹介>
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最後にして最高のガソリン車を造れ!
EV(電気自動車)全盛の時代が目前に迫っていた。
大手自動車メーカー・トミタの社長、村雨克明は、後世に残る
ガソリンエンジン車として、
トミタの最高級車種「エンペラー」の新型モデルの開発を決意する。
村雨は、イタリアの老舗自動車メーカー・ガルバルディで働く
篠宮凛にプロジェクトリーダーを打診するが、凛からはある条件が。
それは新型車の開発のみならず、
EV時代のトミタを救うことになるかもしれない、前代未聞の提案であった。
日本車の輝かしい歴史の記念碑として、そしてその未来のために、
自動車に人生を捧げた者たちの挑戦が始まる。
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<角川書店の作品URL> 。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001857/
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こういうところにも影響がでているのか。被害大きい。