堂場瞬一さんの長編小説
「警視庁総合支援課2」シリーズ最新作
被害者そして加害者の家族への支援を行う部署という
特殊な業務を請け負う「総合支援課」の活躍
事件そのものの捜査を手掛けるわけではないのだけど
支援対象者の背景を知るために、初動から丁寧に追いかける中で
初めて見えてくるものがある、そういうことが
よくわかるストーリー。
警視庁失踪課の高城賢吾など、他シリーズのメンバも登場して
協調して絡んでくるのは、嬉しい。
現実でも起きていそうで,
悲しい結末。
最後の光か、このわずかな希望的なところも
現実的なところだと思いました。
■閑話休題
主人公:柿谷晶が、休日に愛車のMG RV 8での
ちょっとした遠出をして気分転換している、
とういうところ。
登場した時に気になっていたクルマだったので
懐かしかった。
<出版社URLの内容紹介>
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シリーズ累計90万部突破!!
「支援課」シリーズ最新刊。
痛みは、分かち合えるのか――
家庭内で、幼い命を奪われた。
支援課・柿谷晶は、憔悴する母親を支援しようとするが……
答えなき難問に、若きヒロイン・柿谷晶が立ち向かう。
新時代の警察小説!
〈あらすじ〉
家庭内で、幼い命が奪われた。
逮捕されたのは、母・夏海の交際相手。
母子は日常的に暴力を受けていたという。
支援課・柿谷晶は支えとなり得る人物を探そうとするが、
夏海は子どもの実の父親について頑なに口をつぐみ――。
答えなき仕事に奔走する、若き女性警察官を描く「総合支援課」第2巻!
〈文庫書下ろし〉
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<講談社のBOOK倶楽部の作品URL>
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000377456
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