堂場瞬一さんの長編小説。
書名の橋は、ブルックリン橋のこと
NYを舞台に
元警視庁刑事の濱崎と、
彼とかつて訪れた日本で因縁のある
NY市警緊急出動舞台（ESU)分隊ESSI分隊長のモーリス・ブラウンが主人公。
NYの旅行代理店オーナーの日本人女性が巻き込まれた人質・立てこもり事件。
かつて因縁のあったやくざとの絡みで、彼女を監視する濱崎。
濱崎とブラウンの過去の関係をうかがわせる記述が多数、
前作を知らない分、わからないなりに想像して楽しめるというもあり。
メジャーで活躍する日本人選手も増えてきて
NY（ニューヨーク）のイメージも昔とは違って来ている中で
現在のハードボイルドが読めるのはうれしい。
次作も期待します。
