road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「仕事の辞め方」鈴木おさむ/幻冬舎

放送作家鈴木おさむさんの本

引退を発表して、その動機・考えや進め方を
Youtubeの対談動画などで語っているのを
いくつも視聴した後での読書。

動画って、本人が直接言葉で語る強さはあるものの
Catchyなエピソードに焦点が集まらざるを
得ない構造もあって、本で語られることの
価値って大きいなと改めて思いました。

鈴木おさむさんが、
ドラマ脚本や小説なども手がけているのは
知っていたのだけど、
想像していたよりずいぶん前の作品にもかかわっていたのを
知りました。

放送作家という特殊な職業だし、
成功した著名人ということもあり

老外になってきたとう認識もあって
仕事を辞める、ということ自体

自分の立場や経験とはあまり関係ないと
思っていたのだけど、

普遍的に通じることってやはりあるのだな、
というのが読了した感想です。

妊活で休業した経験のある
妻の大島みゆきさんの言葉で
印象的なことがあって

人間関係で、好き・嫌いに加えて
苦手という分け方

嫌いっていうと強い言葉になるけど
苦手っていうのありますね。

日常生活で
苦手な人とかかわることで
たまっていくストレスが思っていたより
大きかったことが
仕事を離れてわかったというのは
すごく響きました。

自分は、かなりストレスに対して
耐性があるし、鈍感になれるタイプだとも
思っていたのだけど、

蓄積しているものがあるのかもしれません。

人生の先達である人の
生の言葉、読んで得られるものがあると思います。

おすすめです。


<出版社URLの内容紹介>
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ドキドキ謎めいて――
マンネリを捨てることで、人生を取り戻す
32年間やった放送作家を辞めます。

○40代からソフト老害
○ビジネスセックスレスは辞めるサイン
○あなたにも代わりはいる
○手放すからこそ入ってくる

ワクワクしない仕事をダラダラ続けるほど、人生は長くない!
「仕事を辞める」と想像することで、働く意味、人生の目的、
幸せのカタチが見えてくる。
人生100年時代に、毎日をキラキラ生き続けるための方法

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<幻冬舎の作品URL>
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042063/