-副題はアウトサイダーの時代
第一章 キャリア編
第二章 独立編
第三章 新世代編
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」のその後、
辞めた若者が何をめざすのか・・
私の会社でも3年(未満)で辞める若者がこの1年で
何人もでている。(その前もあったか。)
それぞれ優秀だし、次の仕事にも困らないことは
間違いなく、近頃の若者は・・というような
ステレオタイプの感想を持つようなことはなかったけれど、
彼らがどのような考えで、転進を決めたのか、
そのヒントがこの本には書かれているように思う。
各章、それぞれに"昭和的価値観”という項目が
あげられていて、それが城繁幸さんの解説で
紐解かれていくと率直で遠慮のない
言葉だけに、思わず笑いながら、確かに時代は
移り変わっていると思った。
その中でも象徴的と思ったのは
昭和的価値観21 「新聞を読まない人間はバカであるということ」。
若者も若者でないひとも、一読の価値があります。