柴田よしきさんの短編集
4編を収録
第一章 バッテリーの残量が不足しています
第二章 記念にならない記念写真
第三章 寂しい写真、寂しくない写真
第四章 1足す1は
東京を離れ、故郷の蛍山市 洋菓子店を営む実家に戻ってきた主人公:若木風味
幼馴染の頼みで無料で開催されるカメラの市民講座に通うことに。
講師であるカメラマン:知念大輔と
さまざまな背景をもつ受講者たちとの写真を通して
ふれあうことで浮かび上がる人生・ストーリーとは。
■余談ですが
小学校4年くらいから10代後半くらいまで
カメラ(まだデジカメではない)はあこがれの製品でした。
街のカメラ屋さんのショウウィンドウを眺めるだけで楽しかったな。
中学生のころ、オリンパスのOM-10やミノルタX7などの
比較的(。。)リーズナブルな一眼レフモデルのカタログを入手して
始終眺めていたし
コニカC35AF(1977)や
ミノルタα7000(1985)などのAF(オートフォーカス)モデルの登場や
大ヒットのときも、
ずっとほしいものリストの上位にありました。
フィルムカメラが衰退して、デジタルカメラが全盛になって
スマートフォンでカメラがだれでも容易に使えるものになって
時代は変わったけれど、
本書をよむと、
当時のカメラへのあこがれみたいなものを思い出しました。
■ウィキペディアより
世界で初めてオートフォーカスを搭載した市販カメラは1977年11月に発売された愛称「ジャスピンコニカ」ことコニカC35AFである。二つの窓から入った被写体像を二つのミラー(片方は固定、片方は可動)で捉え、その二つの像が合致する箇所を判断、そのピント位置にレンズを駆動
今ヤフオクで検索かけてみたら、C35AFも!もα7000も普通に流通してますね。すごい!