大沢在昌さんの長編小説
今までのシリーズとは独立した新しい長編
主人公:フリーの観光ガイド佐抜克郎のキャラクターがよい。
パートナーとして行動をともにすることになった
元女子プロレスラー:ヒナとの掛け合いもなんだか楽しい。
今の時代らしい、という感じがしました。
続編もでてきたら読みたい。
<出版社URLの内容紹介>
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世界情勢を揺るがすVIPを捜索せよ!
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から
東南アジアの某国の重要人物を捜してほしいと依頼を受ける。
その人物は軍事クーデターにより日本に逃れてきていたのだが、
現在居場所が分からないそうなのだ。
佐抜はあがり症だが、現地語を話せるという特技があった。
相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、
佐抜は彼の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に
足を踏み入れる。
某国の民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に
翻弄されながらも、
佐抜はやがて大きな決断の舞台に近づいてゆく。
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<角川書店の作品URL>
https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000749/