神永学さんの小説を読むのは初めて。
現代を舞台に、魅力的な窃盗犯”山猫"が活躍する小説。
”義賊の物語を書きたい”
あとがきに、著者の熱い思いが語られています
主人公や彼のあこがれる女刑事と”山猫”との掛け合いが楽しく、
また敵である犯罪者たちをけむに巻く様子も笑えて、
あっという間に読み終えました。
小・中学生の頃、ルパン三世のようになりたかったな、とか
十代の頃、新井素子さんの「ブラックキャット」シリーズが
好きだったな、というようなことを思いだしました。