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「浅草ルンタッタ」劇団ひとり/幻冬舎

劇団ひとりさんの長編小説


今は一人ぼっちでも、またみんなの前で歌うんだ──。
100万部突破のベストセラー『陰日向に咲く』を超える、さらなる大傑作!
12年ぶりに書き下ろす、圧倒的祝祭に満ちた物語。

劇団ひとりさんコメント】
数年前に『浅草オペラ』という言葉を目にしました。
なんとまぁ心躍る響きなんでしょう。
どんな人々がどんな風に、そうやって想像を巡らせているうちに物語になってました。
不器用な登場人物たちですが、どうぞ温かく見守ってやってください。


舞台は、明治から大正時代の浅草。

貧乏だし、登場人物たちを襲う悲劇は、厳しいものなのだけど、

それなのに、なんだか暖かい気持ちに何度も救われる。

読み終わった後に、ずん、とこの物語の存在が
自分の中に残っているような不思議な感じがします。

千代との再会のシーンが、幸せなものでよかった。。


おすすめです。


<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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行き場をなくした女たちが集う浅草の置屋「燕屋」の前に、
一人の赤ん坊が捨てられていた。
かつて自らの子を亡くした遊女の千代は、周囲の反対を押し切って
育てることを決める。
お雪と名付けられた少女は、燕屋の人々に囲まれながら、
明治から大正へ、浅草の賑わいとともに成長する。
楽しみは芝居小屋に通うこと。
歌って、踊って、浅草オペラの真似をして、
毎日はあんなに賑やかで幸せだったのに。
あの男がすっかり台無しにした──。
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<幻冬舎の作品URL>
https://www.gentosha.co.jp/book/b14522.html