南原詠さんの長編小説
2022年第20回「このミステリがすごい！」大賞受賞作
特許をテーマにした小説は、今までもなかったわけじゃないと
思うけど、
壮大な企業体企業の法廷闘争などではなくて、
依頼者のために、なんとしても解決を目指すというの
女性主人公の姿が気持ちよい。
現実の企業名などが、さりげなくちりばめられているのが
リアリティを高めますね。
本書での紛争のネタにある、
レーザー測量と5G技術を組み合わせた技術
5Gのありがたみって、
正直よくわからなかったのだけど
こういう技術展開ができたら、
すごいものだっていうのが文章描写から想像できました。
ChatGPTに押されて
すっかり勢いのなくなったメタバースも、
いずれは大きく花開く新展開があるかもしれない、と
思わせてくれました。
<出版社HPの解説より抜粋>
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第20回『このミステリーがすごい！』大賞受賞作は、
現役弁理士が描く企業ミステリーです！
特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、
「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。
今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され活動停止を迫られる
人気VTuber・天ノ川トリィ。
未来はさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気付き、
そして、いちかばちかの秘策に……！
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<宝島CHANNELのURL>
https://tkj.jp/book/?cd=TD024367
