road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「周極星」幸田真音/中央公論社

経済トピックスをテーマにいくつもの小説を発表している幸田真音さんが 中国:上海を主舞台に始めて書いた小説。 株取引で成功した若者が中国経済の伸張にあわせて新たな野心を企てる。 パートナー、ライバル、敵、そして子供たちに大きな影響を与えた肉親、…

MY FIRST CAR (4) CIVIC 25i - 経年劣化(ドア)

1984年製のホンダ車ワンダー・シビックの14~15年後の経年劣化について。 ■ドアが落ちてくる!? まだサイドインパクトビーム搭載も話題になっておらず、今とはちがう薄いドア。 とはいえ、3ドアHBゆえにサイズは大きめで、だんだんドアが下に落ちるのが わ…

ROVER 623SLi 初期インプレッション(1)

夕方、ひさしぶりに自宅の周りをドライブしました。 今日のカーグラTVで、最新ヨーロッパDセグメントカーの 特集(325/407/159/Jetta)をやっていて、どれも魅力的でしたが・・ 1992年に本国(英国)でDセグメントカーとしてデビューした ローバー623SLiを購…

「黒い太陽」新藤冬樹/祥伝社

新藤冬樹さんが、キャバクラ(風俗産業)を舞台に描いた小説。 意に沿わず、キャバクラの新人ホール係として働くことになった主人公:立花篤の 視点で進む物語は、その心境の変化と芽生えた野心を軸に ライバルや巨大な敵との闘いを魅力的に描いている。 こ…

「バレエ漬け」草刈民代/幻冬社

映画「Shall We ダンス?」の主演女優であり、後に監督:周防正行さんと結婚した バレリーナ草刈民代さんが始めて書き下ろした本。 ハリウッドのリメイク版がつい最近公開されたと思っていたら 「Shall We ダンス?」からもう10年たってしまったと知って ち…

「包帯クラブ」天童荒太/ちくまプリマー新書

「永遠の仔」で第53回日本推理作家協会賞を受賞した天童荒太さんの本。 対象年令が若い層向けに、新書で書き下ろされた作品らしく 今まで読んだ他の作品とは赴きが異なる小説。 やわらかくてやさしい感じでほっとする。 主人公が、高校生だった頃の包帯クラ…

「ストロベリーナイト」誉田哲也/光文社

2003年、「アクセス」で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した 誉田哲也さんの作品。 姫川玲子警部補が主人公。 横山秀夫さんや北村薫さんの書く警察描写のリアリティとはまたちがうテイストで 最初は、その事件内容にかかわらずライトな推理小説だと…

「魔女の笑窪」大沢在昌/文藝春秋

大沢在昌さんの生み出した新しい女主人公、 水原が活躍する連作短編集。 読む前は、重いを過去を抱えた女刑事がそれを 何かのささえとして活躍する話だと想像していたが、違った。 刑事や元刑事でない人物が活躍するハードボイルドもよい。 それにこんな主人…

「バイオハザードII アポカリプス」2004

監督:アレクサンダー・ウィット 脚本:ポール・W・S・アンダーソン (前作の監督・脚本そしてエイリアンVS.プレデターも) 前作から2年。 「前作は、始まりにすぎなかった。」のキャッチは本当。 面白かった。 前作は、ラストシーンは鮮烈だったけれど、本…

「スパイダーマン2」2004

監督:サム・ライミ 映画のなかとそして現実世界の時間経過が、きちんとシンクロしているからか? スパイダーマンのような映画は旬があるような気がする。 公開時とはいわないが、DVDは出たときに見た方が楽しめたかもしれない。 ピーター・パーカーが悩みに…

「エイリアン VS. プレデター」2004

監督・脚本:ポール・W.S.アンダーソン 近年のSF映画を代表する2大キャラクターが対決する! 昔の東映マンガ祭りのような画期的な企画だが、 失敗したら手ひどいことになる挑戦でもあったと思う。 良くできていると思った。 異星や未来世界を描写しようとす…

ROVER 623SLi(1996) 購入!そして!?

前車S2000を手放してから1年半、 生活的にはほとんど車を必要としないのにもかかかわらず、 ここ最近、また車が欲しいな~と思って、インターネットやカタログを ながめる日々が続いていましたが....。 衝動的にクルマを買ってしまいました! 1996年式 初期…

「ゆりかごで眠れ」垣根涼介/中央公論社

2000年、「午前三時のルースター」で第17回サントリーミステリー大賞を受賞した 垣根涼介さんの新作。 主人公は、コロンビアへの日系人移民の子、リキ・小林。 南米移民をテーマにした小説もひとつの大きな柱になっていくようだ。 テーマゆえにこういう終わり…

「終末のフール」伊坂幸太郎/集英社

8年後に小惑星が衝突することが発表された地球。 混乱・恐慌の時期が過ぎて、不思議な落ち着きを取り戻した世界。 仙台のとあるマンションに住む人たちを主人公にした8編からなる連作短編集。 個人的には”滅亡もの”はとても好きなジャンルで、記憶に残る名作…

「刑事の墓場」首藤瓜於/講談社

2000年「脳男」で第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於さんの新作。 警察関係者の間で”刑事の墓場"とささやかれる動坂署に異動になった 雨森刑事が主人公。 首藤さんの警察ものは、横山秀夫さんとはまた違って 視点がユニークで独特の魅力がある。 同じリア…

「砂漠」伊坂幸太郎/実業之日本社

装丁の”顔”が印象的で本屋では結構目に止まっていたが、 書名とその装丁からはどんな話だか想像がつかず なんとなくその前に読んだ「魔王」系の話と思っていた。 読んでみてストレートな青春小説?だったので、 少し意表をつかれました。 主人公:北村が大学…