road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「プリズン・トリック」遠藤武文/講談社

第55回 江戸川乱歩賞・受賞作。 千葉・市原交通刑務所の収監者が殺される事件が起きる。 詳細な刑務所内での行動の描写から始まる小説、 舞台としては、心地よい選択ともいえないし、 語り手の視点の変わっていく書き方などはよみにくさもあるのだけれど、 …

「本日、サービスデー」朱川湊人/光文社

朱川湊人さんの中・短編集。 - 本日、サービスデー - 東京しあわせクラブ - あおぞら怪談 - 気合入門 - 蒼い岸辺にて 朱川湊人さんの小説というと、読み終わった後で少し寒気が残るような すこし怖い話というイメージだった。 本作でいうと、2編目の「東京し…

「プラチナタウン」楡周平/祥伝社

楡周平さんの長編小説。 主人公:山崎鉄郎は、 総合商社・四井商事の食料事業本部穀物取引部部長を勤める55歳。 ある日、中学時代の同級生であるクマケンこと:熊沢健二から、 大赤字を抱えた故郷・宮城県緑原町の 再建のために、その経験を生かして 町長に…

東北 太平洋沖地震 (6)

3連休で一休み。 被災地の状況について、問題はいろいろあるけれど、 神戸大震災等の経験も生きていて、着実にFollowされているように 見えます。 まだこれからも色々あるかもしれませんが、 日本全体で協力しあってのりきれればいいですね。 週末、クルマで…

「神の領域を覗いたアスリート」西村 欣也/朝日新書

3/12、地震の影響でJRが動かずオフィスに泊まった日の翌日、 電車が動き出すまで、東京駅のコンコースで座りこんでいる 人たちの中にまぎれて、階段の隅に座って待っていた。 そのとき、読んだ本。 一流のアスリート故の栄光と抱えこむことを余儀なくされた…

「サラリーマンは2度破産する」藤川太/朝日新書

この本も、東北関東地震の起きる前に読んでいたもの。 - 老後までのライフプランを踏まえた家計のシミュレーション この10年くらいで、ポピュラーになってきた考え方であるけれど、 ここ数年の年金問題と、厳しくなる経済環境の中で、 ますますその重要性が…

「タナボタ!」高嶋哲夫/幻冬舎

高嶋哲夫さんの、長編小説。 衆議院選挙での圧倒的な勝利、 その結果として、比例名簿の末席に名前をのせていた大場大志は 民有党の衆議院議員になる。 前回の民主党、前々回の自民党で、現実にも見られたこと。 大学を卒業後、仕事もなくアルバイトでなんと…

東北 太平洋沖地震 (5)

東北関東地震から1週間・・ 時間がたつにつれて、被災地の状況 被害の大きさが明らかになり、それでも 内心のつらさを抑えながら、ときには笑顔や前向きな言葉をみせてくれる 被災者の姿をみると、逆に勇気づけられます。 自分が被害にあったときに、同じよ…

東北 太平洋沖地震 (4)

1/3くらいの社員が残ったオフィスで夜を明かしました。 2時30分くらいまで、仕事もしながら、 その後、椅子を3つ並べて仮眠。 朝方、インターネットでJRが一部の路線で運転を再開との ニュースを見て、7:00ごろに東京駅に。 7:00から動きだすはずだった、総…

東北 太平洋沖地震 (3)

3/11 金曜日、 東京メトロが終夜運転での運行再開を行ったため、 都内に住まいがある社員は、一部の徒歩も含めてなんとか帰宅可能な状態に。 JRが全線運転見合わせのため、千葉や埼玉、神奈川など 帰宅する手段のない社員は、オフィスに泊まって、運転再開を…

東北 太平洋沖地震 M8.8 (2)

何人かの友達から安否確認の連絡があって、お互いの無事を 確認しました。 留守電には、まちがい電話と思われる安否確認の声も・・ あわてて周囲の人と状況確認しあっている声が昨日の 切実さを伝えてます。 夜になり気持ちも落ち着いたので、買い物にでかけ…

東北沖地震 (1)

朝の7時から、東京駅で電車の運転再開を待ち続けて、 先刻ようやく帰宅しました。 昨日は、東北沖地震の影響で、関東の列車網が全面運転見合わせ。 深夜になって、東京メトロが終日運転開始したため、 都内等の近辺に住んでいる社員は、それぞれ帰宅の徒につ…

日立、HDD子会社を売却=最大手に3500億円相当で

日立がIBMからHDD事業を買収した当初は、赤字が続いて、 失敗だと思われていた。 ようやく最近、黒字化したとのニュースを見て、 また録画用途でのHDDの普及が目立つようになった情勢からも ようやくリスクをとった買収の糧を得ることができるようになったの…

恩師、逝去に思う。

熊本での学生時代の恩師が亡くなったとの連絡を受けました。 がんだったそうです。 53歳、若くて元気な印象しかなかっただけに、 突然の訃報にショックを受けました。 私が新入生だった、最初の授業の時、 大学院を卒業して助手として母校に戻ってきたばかり…

「リンゴが教えてくれたこと」木村秋則/日経プレミアシリーズ

”奇跡のリンゴ”のフレーズで、テレビでも何度か取り上げられてましたね。 絶対不可能の言われたリンゴの無農薬・無肥料栽培を成功させた 木村秋則さん。 本人の語るその成功までの道程は、いやいや本当に壮絶だな・・という 第一印象でした。 無農薬・無肥料…