2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
池井戸さん十八番の、銀行を舞台にした小説。 主人公は関東シティ銀行のエリート、本店営業第三部次長:黒部一石。 取引先と上司に嵌められて、責任を取らされた黒部が 陽のあたらない人事部付きの立場から、真実の追究とリベンジを図る。 8編の短編を連ねた…
構想5年、執筆3年、 日本SF史上最高の科学小説と謳われた新時代のSF大作。 <しんかいFD>による深海調査の場面から始まるイントロダクションは、 「日本沈没」ファンには期待を持たせるものになっている。 舞台となった西暦2032年、その設定ゆえの技術の進…
ROVER623SLiの車内に置いていたドライボーイ。 その後も、充電しないまま(ファンが回転しない)放置してましたが、 相変わらず、除湿する気配がありません。 たくさん買った補充用の除湿剤のことも考えて、このままでは しょうがないので、先週末、下記のよ…
監督:アレックス・プロヤス 主演:ウィル・スミス、ブリジット・モナイハン 原作はアイザック・アシモフの「われはロボット」。 SFファンにとっては、金字塔のような作品だし、 アメリカ人にとっても、特別な存在かと思っていたが、 この映画では、アクショ…
構成・聞き書き:城島明彦 もうずいぶん時間がたった気がしたが、 ライブドアへの地検の強制捜査から、 まだ1年半ちょっとしかたっていないことに少し驚いた。 判決は出たとはいえ、 まだまだ終わってはいないという印象が強い。 本書では、平松社長の経歴・…
雇用者の3人に一人は非正社員だという。 長い間、新卒の学生の就職難が続いていたが、近年の好景気で 改善に向かったのかと思っていたが・・、 現実は、問題を内包したまま、 さらに少しずつ拡大する方向に進んでいるらしい。 グッドウィルやフルキャスト、…
夜の村の明かりを描いた藍色の装丁が、いい味だしてます。 温泉もない、特別な景勝地もない、 スキー場がなくなって、観光客が訪れることもなくなった 山中のそんな過疎の村:駒木野町。 「2030年、駒木野町人口ゼロ」という推定結果に抗うように、 奮闘する…
2000年から2006年までのエッセイをまとめたもの。 TVで見かける阿川さん、 余裕があってよいなあと思う。 週刊誌で連載されているインタビューもよく読んでいる。 エッセイは、 題名も、そうなのだけど。グダグダだった。 (看板に偽りなし?) 装丁の和田 …
監督/脚本:M・ナイト・シャマラン 主演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント あらためて観て、うまいというか名作として残っていく作品だと思った。 こけおどしのCGアクションに頼らなくても、押さえに抑えた演出で これだけ魅せる作品が…
ディズニー配給/ピクサー制作 監督:ピート・ドクター おもしろかった。 「トイ・ストーリー」のときは、CGがすごいと思ったが 少しまどろこしさがあって、何度も観たいとは思わなかったが テンポも良くて、結構集中して見てしまった。 CGもここまでくれば、…
昨年6月、中古車でROVER623SLi(1996年式)を購入してから1年2ヶ月。 初めての車検です。 オートウェーブ車検センターに前もって予約。 千種のベルガレージにて、 お盆にかかる週末ということもあってか、当日車検で早く終わりました。 天井高く、広くて整備…
2001年、第92回文学界新人賞受賞作「サイドカーに犬」 2002年、第126回芥川賞を受賞した表題作「猛スピードで母は」の2編を収録。 「サイドカーに犬」は少女の目線で、 「猛スピードで母は」は少年の目線で、それぞれ親や周りの大人との かかわりを描いてい…
舞台は古都、奈良、 「鴨川ホルモー」につぐ万城目学さんの第2作目。 表紙のイラストに味があって、一作目とおなじように読み終わったあとに 見直すとほのぼのします。 冒頭、主人公が奈良の女子高に臨時教員として 赴任するに至るエピソードなどは、 前作…
千原兄弟の千原ジュニアによる自伝的小説。 人と同じように生きられず 自室に引きこもった主人公の少年が、 自分の戦えるものをようやく見つけて家をでる。 15歳、旅立つその日がラストシーンになっている。 現実感があるだけに、不登校を続けているときの …
ちょうど6年くらい使った、マイクロソフトの光学マウス。 何度か落としてしまった後で不調になり、ついにはカーソルがまったく動かなくなりました。 (スクロールだけは問題なし。)保証期間の5年をすぎて壊れるのがまた・・。 振ってみるとカラカラと何かが…
副題は「成果主義」の時代を幸せに生きぬく20のヒント。 著者は富士ゼロックス総合教育研究所勤務。 400社を越えるクライアントに対して、事業力強化の支援などを 行っている同社での業務経験を踏まえてのヒントの提言。 ぱらぱらめくってよみながら、目次…
2003年、第129回芥川賞受賞作。 主人公である教師が壊れていくというか、落ちていくというか.. 昔からジャンルとしてあるものかも知れないが、 正直、この小説の存在理由が良くわからない。 どんな理由で芥川賞に選ばれたのか、 どちらかというとその方に興…
俳優、漫画家、ゴルファー、etc 22名の著名人男性への「プロポーズ」と結婚についてのインタビュゥを 元にまとめられた本。 (元のインタビュゥは雑誌「鳩よ」に掲載されたもの。1996/12~1999/10) あとがきを読むと、こういう企画故の難しさや苦労が語られ…
著者の若松氏は、トヨタで「トヨタ生産方式」の実践・改善・普及に努め、 退社後もその実践・支援活動を行っている。 高齢化が進みさびれつつある架空の田舎町:宝南町を舞台に、 出身者:山内空馬が、あらたな町興しにかかわっていく。 そういうストーリー…