荻原浩さんの長編小説
最初、モダンホラー的な作品なのかもと
思っていたのだけど、
のちに始まるYoutuberとの交流や、
SNSで誹謗中傷を行っていた人たちとのやりとり、
少し前の一連の荻原浩さんの小説群に通じるらしさがあって、
楽しみました。
<出版社URLの内容紹介>
原生林で5歳のASD児が行方不明になった。
1週間後無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみで
全容を把握できない。
バッシングに遭う母のため義弟が懸命に調査し、
4人の男女と一緒にいたことは判明するが空白の時間は完全に埋まらない。
森での邂逅が導く未来とは。希望と再生に溢れた荻原ワールド真骨頂。
受賞
第19回 中央公論文芸賞
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<新潮社の作品URL>
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042506/
試し読みもできます。