田端慎太郎さんの本
副題は、
「社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71」
<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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リクルート→livedoor→LINE→ZOZO
日本的な大企業から外資系、ベンチャー企業を渡り歩く中でわかった、
どんな文化の会社であっても必ず評価される共通項。
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YoutubeやTwitterでの田端慎太郎さんのコメントや発言に
ラジカルな印象を持っている人はいると思うのだけど
複数の一線の一流企業で実績を残してきた
ビジネスパーソンであるのだから、
本質がそうでないというのは
本書を読むとよくわかります。
田端慎太郎さんの日体験をもとにした本書のアドバイスは、
確かに、教科書的な価値があると思いました。
個人的には、
何度も読み返すと、ニュートラルな感覚を取り戻せるような感じでした。
若い人には、もちろん、歳をとった自分のような人にも
例えば、
Chapter 8 「経済・法律・歴史」はビジネス世界の共通言語
57:での、需要の価格弾力性#1についての見方などは
意識しているかどうかで、行動判断に影響ができるような気がします。
#1 価格が安くなることで、需要(=実際の使用量)にどれだけ影響があるかということ
対象的な例として、通信コストと電器の自由化の比較があげられています。
★もう一つ、これは意識してなかったけれど
気を付けておくべき重要なことだと思った章
68;意志のちからには限度がある
人の精神力・忍耐力・集中力は限度がある
忍耐力は有限なので、
日常の生活のストレスで
忍耐力を消費していると、大切なところで
使えなくなってしまう(いわゆる魔が差す)という意見
ちょっとはっとして納得してしまった。
集中力や体力的なメリハリづけというと、
効率改善のためのテクニックやノウハウ的なイメージになってしまうけれど
人が、犯罪的だったり、危険な行為に走ってしまう原因には
この忍耐力がきれた状態という原因があって、
「自分を正常に保つことが大切」
というのは、
リスク観点でも
とても大切なことじゃないかな、と思いました。
おすすめです。
<SB CreativeのHP>
https://www.sbcr.jp/product/4815602437/