ZOZO コミュニケーションデザイン室長であり
有力なインフルエンサーの一人でもある田端信太郎さんの本。
田端さんの発言、
ちょうどZOZOに移る頃？Twitterとかで触れる機会があって読んでいたのだけれど
（当時はZOZOも田端さんの知識もほとんどありませんでした。）
それ以降のZOZO前澤社長への注目度の急上昇と相まって、
田端さんのネット上での存在感は強烈で
ZOZOに移ったのが2018年3月とまだ1年もたっていない、という事実に
ちょっと驚きました。
本書の内容は、
田端さんがおりにふれSNSやブログ、ネットのインタビュー記事での発言、
本人の紹介記事などでも語られているのことなのだと思うのですが、
本書を読了して改めて思ったのは、
１つ１つの言葉だと刺激的だったり唐突に感じることも
本書のように田端さん自身の経験や選んできた行動のストーリーに
紐づけられると、
その見え方、説得力が変わってくるということ。
これは、他のブロガーやインフルエンサーの発言についても
同じことのような気がしますね。
「とにかく量をこなせ。量が質も生む」とか
悪用されることもあるとは思うけれど（それが問題なのですが）、
納得する社会人は多いのだろうなと思います。
ネット上、無料の情報はあふれているけど、
まるごとすべての情報の提供でさえも、本のかわりにはならないのだな、というは、
キングコング西野亮廣さんの本「新世界」でも感じたことです。
（そうなるように提供方法を決めているのですが）
最近は有料もあるけど、
正直、本の代替にはならない、本書を読んで改めてそう思いました。
一読してみるべき。
おすすめです。
