road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2019東京インターナショナルオーディオショウ

2019東京インターナショナルオーディオショウ、土曜日に行ってきました。
 
 
あいにく雨天の中での開催でしたが、客足はそれほど変わらない感じ。
 
例年とちがったところ
受付場所で、「Stereo Sound 号外」が配られていて、見どころ、聴きどころが
紹介されているのは、よい試みだと思いました。
 
Stereo Sound」誌
20代の頃毎号買っていて、憧れのハイブランドの記事を
何度も何度も読み返していました。自分のオーディオの幸せな記憶。
 
ステラのブースで
5千万円のレコードプレイヤー:Air Force Zeroが展示されていました。
最初は500万円の誤植じゃないかと思ってましたが、現物みたら
筐体のすごさに、これは数100万レベルの機械じゃないなと納得。
音は聴けなかったのは残念。
昨年もそうでしたが、デジタル音源とアナログレコードが一緒に
プレゼンテーションされていることが普通に感じるようになってきました。

■太陽インターナショナル 傅 信幸さん
夕方、太陽インターナショナルブースで
例年いつも楽しみにしている、オーディオ評論家の傅 信幸さんの
プレゼンテーションを視聴。
今年は、AVARONのPM(Precision Monitor)という新製品がメイン。
一番小さいPM1を鳴らしていました。
筐体をクルマや飛行機に使われるコンポジット素材に切り替えたということで
美しい木目のツキ板のイメージからすると、見た目も構造も大きな変化。
傅 信幸さんが、AVARONやニール・パテルのことに言及するのは、めずらしくないものの
今一番いいスピーカーじゃないか?というコメントがでたのは初めてじゃないかな。
別ブランドのスピーカー記事を書くためのやり取りの中で、古い音響学者の論文を
観る機会があったときに、理想的な形とされていた筐体が、まさしくPMの形という
解説も、同じくAVARONのAVATORをメインスピーカーとして所有している
自分にはうれしいものでした。

一番小さいPM1でペア225万(税別)ということで
価格はかなり高くなってます。
(自分が購入したAVATORは、ペア92万だったと思います。)
今年は、傅 信幸さんが登場する前に、
太陽インターナショナル代表の内田さんがいくつか製品の紹介をしてくれていて
カルダスの話がまた面白かった。
カルダス、自らの理想とする銅線を得るために銅の精錬所を買ったらしい。
もともとベルの電話技術者だった創業者?が、
アメリカの東西5000kmを横断する銅線での音声通話のノイズ問題(ほとんど会話ききとれないレベル)
を解決するためのノウハウを、
オーディオケーブルに応用した話。
そんな背景があったのか。。すごい話。

パナソニックテクニクス)も昨年とおなじく1Fのホールで単独デモ。
 高級アナログプレーヤー:SL1000Rと、SACDプレーヤー:SL-G700 での視聴。
音楽ファンであり造詣も深い古い社員の方解説は魅力的。
最後は、ジャズ・ボーカリスト:和田明さんを迎えて、
和田さんの作品「ESSENCE(アナログLPレコード)」をメインで聴きながらの
プレゼンテーション。
ジャズ・ヴォーカルて、正直全然イメージなかったのだけれど
ポピュラーな名曲を魅力邸なシンガーの歌で聴くっていうのは、
よいなと思いました。
ビリー・ジョエルの「素顔のままで」とか、なつかしさと新鮮さでよかった。
なにより、和田明さんとMCの方の軽妙なやりとりが非常に魅力的でした。
和田明さん
ESSENCE(アナログLPレコード)がAmazonで絶賛発売中。
1月に渋谷セルリアンタワーでライブがあるそうです。