伊坂幸太郎さんの最新長編小説
ロシアンブルとアメショー、
2人が登場する(作中作?)での軽妙な会話から、
主人公:檀先生の不思議な能力が明かされる序盤
伊坂幸太郎さんらしさに期待が高まって
一気に読み終えたのですが、
これは、個人的な経験などによってとらえ方が変わってくる
ものなのかな?
なんだか終盤の事件の展開に、そして
二―チェに絡めた考え方とか
あまり感情移入できなかった。
それは、最後の檀先生の推理でもう一つの真実の
可能性を示唆されても、うーんという感じ。
個人的には、今後ロシアンブルとアメショーが
他の作品に登場して活躍してくれるのを期待しています。
<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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中学の国語教師・檀は、猫を愛する奇妙な二人組「ネコジゴハンター」が暴れる小説原稿を、
生徒から渡される。
さらに檀先生は他人の未来が少し観える不思議な力を持つことから、
サークルと呼ばれるグループに関わり始め……。
最新刊『逆ソクラテス』より1年半ぶり、
最新長編『クジラアタマの王様』より2年3ヶ月ぶりとなる、著者最新刊。
作家生活20周年超の集大成となるような、一大エンターテインメント長編です。
この伊坂作品を待っていた!
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<作品公式サイト>
https://publications.asahi.com/peppers_ghost/
- 著者公式インタビューも掲載されています。
- 試し読みもできます。