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「増税地獄」森永卓郎/角川新書

副題は、「増負担時代を生き抜く経済学」

テレビやYoutube番組などでも、
空気を読まない辛辣な発言が気持ちよい、
経済アナリスト:森永卓郎さんの本
 
 
最近、公言されるようになった社会保険負担も含めた
国民負担率の高さ(48%)についての
詳細な解説の部分は、
 
数字が多くて、すんなり理解が進む部分ではないのだけど、
 
本書、
なぜか、するする読めてなんだか爽やかな読後感がありました。
 
本書が出版されたのは2023年初めで。掲載されたデータは
2022年12月時点のもの。
 
米国や日本株について、
明らかにバブルであり、今後暴落は必須というのは
かねてから森永卓郎さんが主張していることで、、
 
そこについては
少なくともこの半年は逆方向に外れているのだけど
 
森永さん自身が、
所有していた株を数年前に売却しているところとか、
 
行動に”嘘がないところ”が、その他の一部論者と違って
好感が失われないところだと思います。
 
それ以外にも、
・トカイナカでの生活、
・畑を耕しての自給自足へのアプローチ
 
「年収300万円時代を生き抜く経済学」の頃から
言行一致している様って、信用できるな、
と感じます。
 
有名な、B宝館
(50年間集めてきた森永卓郎さんのコレクション約10万点を展示)
の実情についても、赤字なのだけど、楽しんでいる様子が
伺えてほっこりしました。
 
いつか、いってみたい!(これは本当)
(そう言っていた人が、仕事(取材以外)では
 来ないというエピソードは、笑ってしまった。)
 
2022年で65歳になったという
森永卓郎さんの生き方
ちょうどよい先達として参考になります。
 
 
おすすめです。
 
 
<出版社HPの解説より抜粋>
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増税地獄 増負担時代を生き抜く経済学
著者 森永 卓郎
定価: 968円 (本体880円+税)
発売日:2023年02月10日 判型:新書判 商品形態:新書 ページ数:192 ISBN:9784040824550
増負担時代。給与の半分を税金等で持っていかれる! 今、家計を救うには?
税金や社会保険料で所得の半分近くを持っていかれている!
2021年度の負担を見ると、「租税負担28.7%」、「社会保障費負担19.3%」で、
合計負担率は、48%まで増えている。
しかし、庶民を救うべき政府は増税路線をひた走る。
さらなる増税地獄がやってくる。
国民全員が死ぬまで働き続けて、税金と社会保険料
支払い続ける納税マシンになる社会。
われわれは、暮らしの発想の転換を急がなくてはならない。
本書では、現在の税金、社会保険制度を徹底的に検証。
増税地獄の実態を明らかにする。
そして、「家計大苦難」時代のサバイバル術をモリタクが伝授する。
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