森永卓郎さんの本
副題は、
”コロナ強硬を生き抜く経済学”
森永卓郎さんの著書といえば
有名な「年収300万円時代を生き抜く経済学」が
出版されたのが2003年2月
あの頃は、年収300万はすこし極端な数字のように思えたのだけど、
18年たって、
年収200万という数字には意外性を感じなくなりました。
さて本書、
前著の2020年更新版というイメージで読み始めると
期待を裏切られます。
発売日が2020年7月7日
副題にあるように、新型コロナの先行きがまだ見えないときに
書かれた本なので、そちらの分析が主体なのですが
半年たって少し状況が変わっているところあり、
時事的な本は、旬が終わるのは早いな。
前著「年収300万円..」は
個人的に、生き方、考え方の選択肢を考えるよい機会を
与えてくれた本で、好きだったのですが、
本書で、そういう部分をになっているのは
終章(第5章)の
都会を飛び出し「トカイナカ」で暮らせ!
コロナ後、withコロナの時代に
働き方、生活の場がどうなっていくのはまだ
完全には答えが見えてこないな、と思いました。
<PHP研究所のHP>
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84726-9