テレビコメンテーターとしても活躍中の社会学者
古市憲寿さんの長編小説
古市憲寿さんの小説を読むのは初めて。
アムステルダムを舞台にした、
主人公のヤマトとスキャンダル報道で芸能界から姿を消した
元俳優:港颯真
オランダ・アムステルダムの風景と
今という時代感と、
なんだか、長い間読んでなかった感覚を感じさせる。
主人公が料理の仕事をしていたり、というのも
あるのか、匂いとか彩とか。
古市憲寿さんが、
どんな小説を書いているのか、全然想像できてなかったのだけど
最近読んだ他の小説とは全然違った。
主人公の感情が素直に吐露されていて、
なんとも気恥ずかしい。
自分の状況と時代感があっていれば、
「限りなく透明に近いブルー」とか
に近いのかな?
他の作品も読みたくなりました。
<マガジンハウスのHP>
https://magazineworld.jp/books/digital/?83873111AAA000000000