著者の佐々木典士さんの肩書はミニマリスト。
貧乏性で不要なものが捨てられないことで、
生活の豊かさをかえって損なっていることは
自分の経験からもわかっています。
不要なものを捨てるところから一歩すすんで、
自分にとって必要なものしか持たない、
ミニマリズム/ミニマリストという生き方が
生活や人生にどれだけのメリットをもたらすかが書かれたのが本書。
物理的なメリット以外にも、多くのメリットがあることは
想像できなかった。
どこまでをミニマムとするかは、本書でも個人によると
されているのですが、
実際、こんなふうな生活に移行できたらいいなとは
素直に思います。
出張でビジネスホテルに泊まったり、
わずかな荷物で実家に帰省したり、
疑似的にものを持たない状態になったときに
スぺースは狭くても自由だし快適な感覚はありますよね。
著者も書いていますが、(著者はテレビも手放している)
スマホでできることが増えたことで物理的に所有物を
減らしても困らないということもあります。
著者は、引っ越しで狭い部屋に引っ越してなお
自分にはまだ少し広すぎたという、
感想書いています。
すぐにはできなくても、
すこしずつ近づけていきたい。
来年のテーマにします。