麻耶雄嵩さんの連作小説。
「隻眼の少女」のような探偵小説を期待しながら手にとりましたが。。。
読み進めながら、なんだこれ?という感じ。
舞台は、私立ペルム学園
部員数2名のため過疎部といわれ存亡の危機にある
古生物部の部長である2年:神舞まりあを
まわりから従僕といわれながら見守る1年生の桑島彰
生徒会を中心とした学園内権力バランスをスパイスに
起きるいくつもの殺人事件・・
事件も解決したのかしないのかも不明なまま進み。。
最後に
麻耶雄嵩さんらしき暗転で、
こういう作品だったのかとわかる仕組み。
いや独自性ある作品です。