麻耶雄嵩さんの本。
架空のちょっと閉ざされた街 霧ヶ町、
主人公の高校生 優斗、
幼馴染である彼女、三雲真紀や友人の陽介との日常の中で、
いくつかの事件が起こる。
主人公の家の離れに居候し便利屋を営む叔父さんが、
事件の顛末を語るという1話完結のストーリーなのだけれど、
なんとも”あぶない叔父さん”というのは絶妙なネーミング。
こういう感触を残すのは麻耶雄嵩さんらしさ。
最終話の結末の意味するところがちょっとわからず。
すっきり読了できなかったのが残念でした。