road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「裁きの鐘は 上/下」J.・アーチャー/新潮文庫

クリフトン年代記 第3部

面白かった。
舞台となる時代はまだ1950年代なのでアーチャーのかつての名作より時代を
さかのぼるのだけれど、
ジャイルズの選挙活動やヴァージニアの悪女ぶり「ロスノフスキ家の娘」や
「めざせダウニング街10番地」を読んだときに感じたアーチャーらしさを
思い出させてくれる。

今後はハリーとエマの息子セバスチャンが成長して、新たな物語の語り手になっていく。
本作でクリフトン家に養子に迎えられたジェシカもしかり。

解説によると
当初5部で終わるはずだったシリーズも第7部まで続くという発表がされたらしく、
ちょっと安心した。

第4部が待ち遠いです。