誉田哲也さん本人監修による、作品紹介。
冒頭、書き下ろしで
姫川玲子シリーズの新作短編「女の敵」が読めたのは
嬉しいサプライズだった。
「インビジブルレイン」の後のシリーズがどうなるのか、
不安もあったのだけれど、この様子ならまた
長編での復活も期待できそう。
あらためて誉田哲也さんの作品のほとんどを
読んできたのだと思った。
作品によっては、誉田哲也さんを意識して記憶してないものも
あって、これだけタイプの異なる、それでもそれぞれの
新作を楽しみにできる作家であるというのがすごいと思う。
レイジや柏木夏美シリーズの背景である、
誉田さん本人の音楽への傾倒も始めて本書で知りました。
ファンの方にはおすすめです。