日下公人さんが2010年7月に出した本。
最近、テレビなどで観る機会がなくなっていて残念に思っていたけれど、
新しく本が出ているの知るとうれしい。
私が18~19才の頃から、
生き方も思想も尊敬している先達の一人。
経験も知識も、個人の生きてきたその歴史によるものが
大きいと思うけれど、
敗戦を味わい、そこから立ち上がってきた人たちの
”何か”を引き継げないのは、もったいない。
本書で、日下公人さんが提言しているいくつかのこと、
それに例えとしてあげた行動のいくつかは、
今の政治家や経済人には、思いつけないことかと思うと悲しい。