建築学科を卒業、工学博士、愛知産業大学教授である藤木良明さんの本。
戦前1916年、長崎の軍艦島(端島)で、日本で始めて建築された
鉄筋コンクリートマンションから
四谷コーポラス、公団の2DK住宅構想、
そして神戸震災でのマンション被災の状況から、
最近の超高層マンションまで。
歴史を踏まえた解説で、住宅としてのマンションというものを
俯瞰してみられて、ためになった。
住居は、生活の基本だし、
土地の限られた日本で、特に都市部でのマンションの存在は大きい。
たまにはこういう本もよいです。