背筋さんの長編小説
ネットでの評判が高まって知られるようになったらしい
ホラー小説。
心霊現象とかオカルト、
自分も小中学生の頃から好きだったのだけど、
写真や映像がレアだったからこそ、不鮮明でも、想像力が掻き立てられて
その怖さや不思議さが増幅されていたと思う。
近年、どんな不可思議な映像も簡単に作れることが
共通認識になって、
それが完全にオカルト興味への熱をさました気がします。
そんな時代の本書、
古い雑誌記事と、それに紐づく当事者の語り、インタビュー記録、
こういうアナクロの情報は、うさんくささとは別に
背景情報の作りこみで信頼性が高まるというのを認識しました。
それにSNSでの書き込みをコラージュすることで
臨場感を高める仕組みは、新しい。
楽しみました。
<出版社URLの内容紹介>
情報をお持ちの方はご連絡ください
近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
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<KADOKAWAの作品URL>
https://www.kadokawa.co.jp/product/322304000496/
https://www.kadokawa.co.jp/topics/11076/
