江戸川乱歩賞作家:横関大さんの長編小説
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『ルパンの娘』の著者、デビュー10周年の最高到達点!
『ルパンの娘』ってテレビでシリーズ続編や映画も作られているのは
知っていたのですが、横関大さんが原作だったとは知らなかった。
さて、本作は。
面白かった!
舞台は殺人事件の起きた2017年、
と新型コロナ禍の2020年
地下アイドルとそのファン、SNS、
時事性がとても強いはずなのに、この普遍性というか
ミステリとしての完成度の高さに驚きました。
隠されていた真実が、明らかになるその衝撃。
星谷が、またかっこいい。
おすすめ!です。
<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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市役所職員・倉多佑美は、家出した恋人を捜しているという男の電話を受ける。
粘着質な男の誘導に、佑美は意図せず個人情報を漏らしてしまうが、
数日後、市内で起きた地下アイドル刺殺事件に戦慄する。その被害者こそ、
男が捜していた相手だったのだ!
自責の念と周囲の目から、佑美は辞職に追い込まれる。
だが三年後、新生活を営む佑美のもとに、星谷と名乗る謎の男が現れる。
星谷は、事件を再検証したいと切り出し……。
乱歩賞作家が辿り着いた、慟哭のクライム・ミステリー!
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<角川書店の作品URL>
https://www.kadokawa.co.jp/product/322009000362/