三橋貴明さん原案、さかき漣さん作の小説。
二人が組んだ作品としては3作目。
1作目「コレキヨの恋文」の主人公の霧島さくら子が健在で
政権を維持、
問題はあれど、なんとかよい方向に舵をきれている。
現実世界に先駆けてユーロを離脱した希臘(ギリシア)から来たソフィアと
圧倒的に有利だったはずの選挙で落選した若い政治家:橘航太郎。
グローバリズムと国
古代の神話などを軸にして歴史、国をみなおすのは新鮮だった。
それに、ギリシアという国の成り立ちの歴史について
(特に近代の)ほとんど知らなかったということを思い知った。
ニュースでの解説だけでは、まったく足りない。
実際、近代の歴史は重要だ。