「シン・エヴァンゲリオン劇場版」2021/日　★アマゾンプライムで視聴

『新劇場版』シリーズとして再始動した4部作の最終作

声の出演／
緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢
関智一、岩永哲哉、岩男潤子、長沢美樹、子安武人、優希比呂、大塚明夫、沢城みゆき、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里
山寺宏一、内山昂輝、神木隆之介

本作の視聴目的で
かなりひさしぶりにアマゾンプライム会員になりました。
（月額：500円、値上げされたとはいえ、まだまだ安い。）

アマゾンプライムで公開のネットニュースを観たときに
当然、本作は別料金での視聴と思っていたのに
プライム会員の見放題対象っていうのは、すごい！

自分は、映画館で観たいと思いながら
長年いっていない映画館に行くというハードルが高くて
結局いけなかったのだけど
（上映終了前にも一度トライしようとしたのだけど
　昼間の1回上映のみで、タイミングがあわず）

同じように
動画配信が始まったら、有料でも観ようと思っていた人は
たくさんいたと思うのだけど、

庵野さんのこの判断・決断はどこから来たのだろうな？
画期的なことだというのは間違いないです。
（世界同時配信ということで、エンドロールでも多数の国の
　キャストのクレジットがでます。）

ネタばれ少し。

■おさらいも兼ねて、本作を観る前に前作：「Q」を鑑賞

　地上波で放送されたものを2回以上、観ていたのだけど
　体感30％以上、中身が変わってた。。
　
　最初の劇場版：
　「THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを､君に」
　は、近くのイオンで観ました。
　テレビ版の終盤で高まっていた”続き”への期待を上回る展開で、
　個人的にはよかった。

　『新劇場版』シリーズとして再始動したシリーズで「Q」を観たとき、
　ようやく
　それ以来の新しいストーリーにふれられたのは嬉しかったけれど

　VILLEの空中戦艦AAAヴンダーの登場とかぶっとんでいて、突然のB級感。
　これはもうあと1作で絶対終わらないと思ったし、
　正直、次作への期待感はしぼんでました。

　本作が公開された後で、エヴァンゲリオン・ファンの好評のコメントを
　たくさん読んで、期待感はまた高まったのですが

　更新された「Q」を観て、納得しました。最初からこんな風に描きたかったのか。
　最新の「Q」のエピソードはいつ作られたのだろう。

■そして本作。満足、そしてきちんと終わった。

　更新された前作「Q]、そして「本作」での補足エピソード、
　庵野秀明さんが、空中戦艦を登場させた意味がわかりました。

　2時間半を超える長尺の映画なのだけど、見ごたえありました。
　
　終盤で、テレビ版や「THE END OF EVANGELION」ラストシーンともつながる
　シーンが描かれていて、
　本当に「さようならすべてのヱヴァンゲリオン」を実感しました。

　そして本作のEnding。

　本当に終わったんだな。。

　このラストのイメージはなかったな。

　何度か観返してみて、
　これがベストのラストシーンだと思いました。
　
　本当に終わるのかと思っていたのだけど、
　見事に終わりましたね。
　
　きっちり終わらせた、庵野秀明さんの仕事は素晴らしい。

　NHKで放送された
　『さようなら全てのエヴァンゲリオン～庵野秀明の1214日～』
　　あらためて観ようと思いました。

「Ｑ」も含めて、何度でも観返せるっいうこと、

それが、見放題作品として本作を提供した
庵野秀明さんの意志なのかもしれません。

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