天童荒太さんの長編小説を読むのはひさしぶり。
まずは上巻を読書。
主人公は野宮麻里浬:
大学病院での麻酔医の経験を経て、今は大学時代に教えを受けた
嶋尾の経営する、嶋尾ペインクリニックで働いている。
彼女の興味は”痛み”
クールで個性的な主人公の行動や意図がどのように物語を展開させるのか・・
期待しながら読み始めました。
嶋尾の紹介をうけた患者:曽根の知人の息子
アフリカでのテロ事件で一命をとりとめたものの無痛症になった貴井森梧
とのかかわりがどう展開するのか、
上巻終盤、
祖母陸子、そして里浬の両親(十一とイレーヌ)のエピソードが
突然挿入されて、里浬の背景が明らかに。
下巻での展開は・・正直まだ全然予想できない。
楽しみです。