road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「一生お金に困らない人、死ぬまでお金に困る人」中島よしふみ/大和書房

「シェアーズカフェ」ブログでも有名な
ファイナンシャルプランナー:中島よしふみさんの本


最初の、帯の言葉になるほど、と共感

・・・・
断言します。
お金を貯めるべき理由は二つだけです。

一つは、
やりたいことをやるため。
もうひとつは、
やりたくないことをやらないためです。
・・・・

ブログで有名になったことで可能になったこともあるのでしょうが、
日本でも珍しい有料相談のファイナンシャルプランナーを生業とできているだけあって

アドバイスの内容・結論が明確でわかりやすい。

私自身の
実践していることや、考えていることとも共通点が多くて
裏付けをもらったようでもありうれしい。


■しらなかったこと。こんな制度が!

Chapter3 「ラクして確実に儲かる方法」をFPが本気で考えてみた。より


確定拠出年金(個人型)
まさに、この2017年1月から会社ですでに企業型がある会社員も利用できるようになったとのこと。

かけ金の上限は
 会社員なら2.3万円(会社ですでに企業型がある場合は2万円)
 自営業者なら6.8万円とのこと。

これはすごい!

同章でも紹介されている”ふるさと納税”のメリットについては、広く知られるようになっていますが
納めている住民税。所得税全額に効くという点で、
それは・・上限金額定めないとダメでしょう。

有利すぎる仕組み、という説明は本当にその通り。

自営業なら、月額6.8万円、大きいなあ。

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以前働いていたベンチャー企業で、
オーナー社長が社員の自社株購入に50%?補助を出すという制度導入を
提案したことがあって、社員がどよめいたことがあったのですが
それと同じような衝撃でした。

 -貯金等で別途生活費が確保できるのなら、年収全額すべて購入に充てれば見かけ上
  額面 年収1.5倍になるという話です。

さすがに、
経産省の取締役の反対で金額上限と期限付き(6か月くらい?)のものに変わってしまい
ちょっとお得な程度になってしまいましたが・
最初の構想のまま実現していたら、会社のブランディング
中途採用などで大きな訴求力になっただろうなと思います。

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唯一のデメリットは
60歳まで解約できないということですが

年齢が高ければ期間も短くなりそのリスクも減ります。

上限金額を毎月貯金するゆとりがあるなら、
この制度を使わない手はないなあ、早速検討します。

同じくこの章で

有名なブロガー子飼弾さんの書いた
「バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ」の記事への
解説にも共感。

宛名のない善意。
正直、自分自身すごくお世話になってきた。


現代の日本社会で(ネットに無料でアクセスできる環境もいくらでもある。)
私が、格差の固定化という悲観的な意見にまったく同意できないのはこれが理由。

娯楽もしかり
どんだけ、ただ(Free)や、ただに近い値段で手に入るものが増えているのか。。
ということです。