誉田哲也さんの長編小説。
”武士道シックスティーン”から始まった武士道シリーズ”4作目。
前作、”武士道エイティーン”から5年、
時間があいたこともあるし、冒頭のシーンもちょっといきなり感があって
最初は戸惑ったのだけれど、
主人公の磯山香織、親友である早苗の
大学生活から卒業、その後
(二人の共通の後輩である田原美緒も登場)
もう一人のライバルである黒岩伶那も変わらない姿で
すぐに作品世界に戻りました。
楽しめました。
桐山道場、かつての自分と同じように稽古に励む後輩たち。
本作では、剣道につながるものとして
あらためて”武士道”というのものに焦点があたっていて、
そこに深く考えさせられるものがあります。
未読の方は、ぜひ1作目の”武士道シックスティーン”から
楽しんでください。
<誉田哲也さんウィキペディアページ>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%89%E7%94%B0%E5%93%B2%E4%B9%9F