柚木麻子さんの長編小説。
本屋大賞のノミネート作品に入っていたので手にとりました。
ぱらぱらめくりながら、語り手がダイアナで進むところをみて
自分には場違いが小説だったか。。と思ったのですが
読み始めたら・・・
1ページ目、
小学3年生新学期1日目 クラスメイトへの自己紹介で始まるシーンから
引き込まれました。
読み進めるうちに、
書名の「本屋さんのダイアナ」の持つ意味が染みてきます。
小説の力ってすごい。
大人でももちろん楽しめるのですが、
人間関係や自分の限界に悩んでいる
小学生や中学生、高校生たちにも読んでみて欲しい。
重松清さんの「きみの友達」や
誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」シリーズと並んで
友情もののマスターピースに入れたい作品になりました。
傑作、おすすめです。
<新潮社HP>
http://www.shinchosha.co.jp/book/335531/