road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

「宇宙戦争」2005/米

監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:トム・クルーズダコタ・ファニング

http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/wow/main/
http://www.uchu-sensou.jp/top.html

H.G.ウェルズの原作を映画化。
ストーリーは誰もが知っているだけに、
最新のSFXでどんな映像を作れるか?
どんな世界観を作れるか?
がKeyになる作品だったと思う。

プロデューサーとしても活躍しているトム・クルーズ
あのスピルバーグと組んで、この世紀の名作に挑む。

期待度は200%。

結果は・・期待が大きすぎたかもしれない。

いつものようにHEROでなく、
港湾労働者で妻とも離婚した普通の男を
トム・クルーズが演じているのが、たぶん制作者サイドの意図として
重要な点なのだが。

娘レイチェル役のダコタ・ファニングはいい。

別れた妻から預かった子供たち(娘と息子)とすごすはずの
その日に稲妻とともに”彼ら”が来襲。

トム・クルーズと娘レイチェル(ダコタ・ファニング)の二人の目線で、
迫りくる恐怖からの必死の逃避行が描かれる。

トライポッドなど原作に忠実な作りこみだと思う。
そのせいもあり、ストーリーに意外性は感じない。
異形の宇宙人も、すっかり見慣れてしまって感動がない。

そしてラストシーン。

家族との再会、途中で別れてしまった息子も無事で
ハッピー・エンドなのだが、
感情移入がむずかしい。

ここは、現実のリアリティのある離婚した家族でなくて
幸せな家庭、最愛の家族を守ろうとする夫で
良かったのじゃないか・・
と思ってしまった。