誉田哲也さんの長編小説
”妖”シリーズの中で、紅鈴と欣治の話も
何度も語られていると思っていたけど
あらためて、リアルタイムで描かれる本作を読むと
よかった、です。
”妖”シリーズのファンの方、おすすめです。
あらためて、また新作が読めるならよみたい、
そう思いました。
<出版社HPの解説より抜粋>
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人の血を啜り、闇から闇へと生きる絶世の美女・紅鈴が、
江戸の世で出会ったひとりの少年、欣治。
吉原に母を奪われ、信じていた大人たちにも裏切られた。
そんな絶望の中でなお、懸命に生きる欣治との出会いが、
孤独な闇を生きてきた紅鈴に思いがけない感情を芽生えさせる。
「こんな腐った世の中に、こんなにも清い魂があるものか。
この汚れなき魂を、あたしは守りたい」
欣治を“鬼”にする――。
その、後戻りできない決断の先に待ち受ける運命とは⁉
美しく、凶暴なまでに一途なダークヒロイン、ふたたび
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<文藝春秋BOOKSの作品URL>
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916347
試し読みもできます。