仏パリで一人息子と生活する作家:辻仁成さんの本
2020年2月から6月まで、
新型コロナの感染が広がる中で
3/17から5/11までの約2か月間のロックダウン期間を含む日々の生活
辻仁成さんのWebサイトマガジン「Design Stories」に
連載されていた日記を1冊にまとめたもの
ヨーロッパでの状況は、日本にくらべても感染者数など多かったので
パニック的なイメージがあったけれど、
それぞれがあるがままに受け入れた静かな生活。
報道などでは伝わらない断面がよくわかりました。
こういうのって、本書のような形で共有されないとわからないのだな
というのが、一番の感想。
近所の人たちとのひさしぶりの再会、会話、
顔なじみの大男 哲学博士:アドリアンとの交流など
切り取られた描写だと伝わらないものは
あるだろうな。
フォト(ちいさいモノクロ)がまた良いです。
おすすめです。
<あさ出版のHP>
http://www.asa21.com/book/b515947.html