東野圭吾さんの連作小説集。
第一章 あの風に向かって飛べ
第二章 この手で魔球を
第三章 その流れの行方は
第四章 どの道で迷っていようとも
第五章 魔力の胎動
主人公は若い鍼灸師:工藤ナユタ
読み始めるまで気づいてなかったのですが、
「ラプラスの魔女」の羽原円華が登場する続編でした。
(最近、映画化のCM観たようなきがします。)
工藤ナユタの顧客である、スキージャンプ選手や、
プロ野球のナックルボーラーの話は、
その題材ゆえに、事件が起きるということもなく
前作とは雰囲気が違って面白かった。
青江修介が登場する最終章は、デジャヴというか、
どういう時間軸の話なのか
最初はよくつかめなかったのですが、
本作のために書き下ろしで追加されたのですね。
このシリーズはしばらく続いていきそうです。楽しみ。